blog R.K.O.

朝青龍が引退した。

まあ、黙ってても引退勧告が出されるのは時間の問題だったから、辞めさせられるよりは自ら辞めた方が印象が良いから、引退したんだろう。

けど、頭に来るのはマスコミだよな。

今までは
「品格がない」
「責任を取れ」
「辞めろ」
とさんざん扱き下ろしてたくせに、引退を表明した途端に
「横綱、涙の引退会見」
「平成の大横綱」
と持ち上げ、
「辞めないで」
という街の声を流す。

何なんだろな、マスコミって。寄生虫だな。

あと、
横綱の品格って何なの？
何か文字として横綱の行動規範が明記されてるのかね？
もし何の規定もなくって、ただ「横綱らしくない」ってだけで「品格がない」と言われてたのだとしたら、もう日本の相撲は悪しき日本文化の温床と言うしかないだろ。

要するに、
「鎖国」
「一元さんお断り」
「なあなあ」
的な臭いがプンプンするよ。

朝青龍には、日本の相撲に敬意を払え、と言うけど、
日本の相撲が朝青龍というモンゴル人力士に敬意を払ったことはあったのか？

もはや相撲離れが著しくてしょぼい日本人力士しかいなくなった相撲界に、多くの話題を与え、力士としても実力で成績を残した。こんな良い外国人、めったにいないぞ。今や、日本の国技を支えているのは外国人だけなんだよ。

伝統、伝統っていうけど、今の時代にそぐわないものってのは得てして淘汰される。
恐竜が現代に生き延びてないのは、恐竜が時代に適応できなかったから。
相撲も、あまりに意固地になりすぎていると、相撲やる日本人がいなくなるよ。

あ、もうすでにいないか(笑)