特に気にしているわけでもないのですが、
時折母の言葉が降りてきます。。
母は77才の時に左の大腿骨を骨折してから、
徐々に変化が起きてきました。
当時3週間の入院予定でしたが、約1か月半の入院。
退院後、離れて暮らす私にとってはかけがえのない
母親でしたが、時折会いに行くと
同じ事を何回も繰り返し話すようになっていました。
当時はあまり認知症についての理解もなく、
私も時折怒ってしまったり。。
40才を過ぎて私を遅く産み、
裕福ではありませんでしたが、
とても溺愛してくれた母でした。。
洋裁、食事が得意であまり趣味もなく、、
サザエさんのフネさんみたいな母。
兄夫婦から男孫が生まれ、私の代わりに
また子育ての楽しみ(*^-^*)を味わっていた母。
孫も大きくなり、私も仙台で嫁ぎ、、
世話する人がいなくなり、体も弱り気持ちも不安に。
私が会社を休みの日は、電話をかけてくると信じて
カレンダーにしるしをつけていました。
重く感じた時期、沢山ありました。。
寂しい気持ち背負ってあげれませんでした。
病気が進むにあたり、電話をすれば顔がみたい、
いつ来るの?いつ休みなの?
実家に行けば行ったで、帰る時に
『もう帰るの?』
半分に子供になってしまった母。。。
振り払うように、
『私もお嫁さんだし、一人で住んでるお義母さんがいるから
明日はそっちにいくからね!』
その言葉を聞き、急に以前の母に戻り
『そう、(^-^)お義母さん大事にしてね!』
何かが降りたような言葉でした。。。
介護は声に出せない辛さが沢山あります。
一人で涙( ;∀;)( ;∀;)することも。。
でもそんな時は母の言葉が降りてきます。
母上様、ちゃんとあなたの言葉を守って
あなたの代わりにお義母さんを大事に
してます。どうか見守っててくださいね。。
毎日寝る前にこっそりベランダにでて
南の空に今日も手を合わせてます。
(^-^)