| 最近、俺の趣味は昔の「週刊少年ジャンプ」を買っては読むこと。 『まんだらけ』には超懐かしい、 それこそ俺が小学生の頃に読んでいたジャンプが売っています。 今回買ったのは、この1986年の30号。 当時はジャンプは170円でした。 もう、この値段と昔のジャンプのロゴを見ただけで懐かしさ全開ですね! 定価は、今とは50円くらい違います。 ちなみに、ジャンプコミックスは定価360円でした。やっぱり今よりは安かったですね。 昔のジャンプを買って、一番に最初に見るのは当時の広告。 マンガとマンガの合間にあるいろんな企業の広告や、 当時の集英社の告知、 裏表紙や表紙ウラの広告が、その時代を表していて、見ていて楽しいです。 1986年だと今から23年前です。 もちろん当時はまだパソコンなんて普及してなかったから URLやメアドを広告に載せるなんてありません。 企業が一般客に何かを知らせる手段が驚くほど少ない時代だったので、 売れる雑誌の広告はかなり貴重な宣伝媒体だったはずです。 とくに週刊少年ジャンプは、この頃は飛ぶ鳥を落とす勢いの少年誌でしたから ここに広告を載せれば、当時の小学生の半分が目にするくらいの影響力がありました。 中のマンガはというと、 こち亀、キン肉マン、北斗の拳、キャプテン翼などかなり前からの連載陣に加え、 この頃はドラゴンボール、聖闘士星矢も連載が始まって半年~1年が過ぎていた。 ドラゴンボールは、まだ悟空が子供で、レッドリボン軍と戦っています。 聖闘士星矢は青銅聖闘士と暗黒聖闘士の戦いで、フェニックス一輝がまだ最大の敵でした。 キン肉マンはだいぶ話もクライマックスで、王位継承も中盤くらいの話。 北斗の拳はリンとバットがもう大きくて、アインとかいう敵が出てきてました。 読んでいて一番、おおっ!と思ったのが 「ファミコン神拳」。 読者からのファミコンゲームに関する質問が載っていて、 質問されているゲームが「忍者ハットリくん」「スーパーマリオ」「ゼルダの伝説」。 まさに俺の世代です(笑) 裏表紙にジュースの宣伝があるんですが、 1.5リットルのペットボトルは既にあるんですが、 缶ジュースはまだ250mlの細い缶しかなく、あとはビンの320mlサイズがあるだけ。 さらに、缶ジュースは現在のプルトップではなく、 ベロみたいなプルタブが取れてしまう形式のやつ。 たぶん今の小学生くらいの世代だと見たこと無いかもしれません。 このプルタブが道端に捨てられまくったりして環境を汚すことから、 今のプルトップに変わったんですね。 あと、当時のNECのパソコンの広告もあったんですが PC-8800シリーズで、 1Mバイト5インチフロッピーディスクドライブが2台付いているというのが特徴でした。 もはや5インチフロッピーなんてWindows95が出た時点で消滅してましたね。 それで値段は23万8千円なんだから、やっぱ今のパソコンがいかに高性能で安価かが解ります。 ただ、俺が昔のジャンプを読んでいつも思うのは、 マンガにしろファミコンにしろ、 それらをネタにして、いつも友達同士で話をしたり、遊んだりしてたなぁ、ということ。 俺が小学生の頃は、クラスで塾に通ってたのが1人だけでした。 だから、基本的にそいつ以外はみんな放課後はフリー。 つまり、近所で遊んでいれば、間違いなく誰かと遭遇したもんです。 ファミコンのゲームも、技術的には今のゲームと比べもんにならないくらい劣るけど、 当時の俺らは必死にそれを楽しく遊んでたし、 作る側も制限が多い分、アイデアでカバーしようと創作意欲に満ちたゲームが多かったですよ。 まあ、その弊害として「クソゲー」と呼ばれる存在も登場したんですが(笑) やっぱり、この頃のジャンプは自分が買ってたということもあって懐かしいです。 さすがに1983年以前のジャンプは、俺も読んでません。 字は読めてたんですが、お小遣いをビックリマンに全額使っていたので、 ジャンプを買うということをしてませんでしたwww だから、ジャンプを買い始めたのはお小遣いに余裕が出てきた頃からなんですね。 まあ、でも今度は自分が生まれた頃のジャンプでも買ってみようかと思ってます。 一体、どんな広告やマンガが載っているんですかね。 楽しみです。 |