| 日本語はとても不思議な言語だ。 例えば、二文字の言葉を二回繰り返すと、硬さや緊張感がなくなる言葉がある。 例えば、最も典型的なのが「はい」という返事。 「はい、はい」と二回繰り返すと、「はい」は一回でいいと言われる。 何かいい加減さや適当さが加味されるんだろう。 「ダメだ」と一言で言われると凄くきつく聞こえるけど、「ダメダメだ」と言われると何となく緩く感じる。 中には二回繰り返さないと意味をなさない言葉もある。 「ヘトヘト」「まちまち」「どんどん」など。 「ヘトヘト」→「ヘト?」これだと意味がよくわからない。 また、二回繰り返す言葉には、擬音を二回続けて意味や様子を表す言葉がある。 「ドキドキ」「バタバタ」「ガタガタ」 「ドキッとする」だと何となく嫌なことや怖いことで驚いたりビックリする感じがする。 けど「ドキドキする」だと、ビックリすると言うよりは緊張感や待ち遠しい感じを表現する。そこには悪い意味だけでなく良い意味も含まれる。 あとは一語でも何となく通じそうな言葉の繰り返し。 「クタクタ」「ベトベト」「イケイケ」「ほどほど」「たまたま」 そして、最後に人名。 例えば「宮崎さん」を「みやみや」と呼ぶと、急に親しい間柄になったように聞こえる(笑) まあ、愛称で呼んでる時点で硬さはないんだけど。 こういう言葉って、外国の言葉にもあるんだろうか? 同じく漢字を使う中国にはありそうな気がするけど、英語では聞いたことないかも。 「マイムマイム」?(笑) あれは英語なのか? 女性のファッション雑誌の名前や女性服のブランドではいっぱいありそう。たぶん、その方が可愛いんだろうね。 日本語って、やっぱり難しい…。 |