| 今、発売されている本『サッカー批評』の見出しが、 「日本人はサッカーに向いているか」 だった。 相変わらず良い題材を選択してますね、サッカー批評。 俺は、日本人はまず 『サッカー』 という言葉からしてダメだと思う。 『サッカー』は日本の文化であり日本のスポーツだと俺は思ってる。 世界各地で繰り広げられている、いわゆる「サッカー」は、海外では『フットボール』と呼ばれている。 だから、俺は敢えてフットボールという言葉を使う。 じゃあ、日本人はフットボールに向いているか? と言われれば、向いているし向いていない、と俺は答える。 まず、向いている部分は、 日本人の性格として、社会的なルールをよく守る、ということが挙げられる。 これはつまり、DFのルール化された動きに適合しやすい、もしくはよく適合できる、 ということだと思う。 ドイツ人や日本人は、統率された集団の動きに優れていて、おそらくDFの統率力は抜群だと思う。 ただ、日本人には大きな体格が欠けているので、ドイツ人ほどの高度なレベルには達せていない。 向いていない部分は、というと これも日本人の性格として社会的なルールをよく守ることが絡んでくる。 確かに決められたこと、教えられたことはきっちりとこなすが、 状況によっては守らなくても良いタイミングでも、言われたことを守ってしまうことがある。 例えば、赤信号の時、車が一台も走っていないのに歩行者は横断歩道を渡らず律義に待っているとか。 要するに、 守るべき部分と守らなくていい部分の見極めが下手だ。 ハンドしてでも得点を取ってワールドカップ出場を決めたフランスのアンリを見習うべきだ(笑) つまり、 言われたやり方を守らなくてもよく、むしろ違うやり方をした方がいい時でも、 間違いたくないから言われた通りのやり方をした方がいいと考えてしまうのが日本人の傾向だ。 「間違いたくない」「失敗したくない」 というのは、大げさに言えばテスト重視の「学歴社会」が生んだ弊害だろう。 責任の回避ともいえるかもしれない。 「俺がシュートを撃って、失敗したらみんなに迷惑をかける」 「あとで怒られたくない」 という考え。 さらにいうと、 日本人は周りの人間と同調したり、みんなと同じじゃないと間違っている、と思い込む風潮があり、 それは圧倒的なオリジナリティや、強烈な個性を育てることができない国だとも言える。 これも、日本のテスト重視の教育の弊害だろう。 トータル的に考えたら、多くの日本人はフットボールには向いていない、と思える。 けど、日本の中で収まりきれない強烈な個性をもつ選手がいたら、 その選手は早めに海外への挑戦をした方がいいと思う。 日本で嫌われがちな、エゴイストや強烈な個性は世界では当たり前だったりするから。 とくにFWというポジションにおいては、日本人の性格は弱すぎる。 むしろ、強烈すぎる個性、俺が決めてやるという我の強さが必要だ。 それには、エゴイストであっても構わない。ゴールさえ決められれば。 結局、なに人だから向いているとか向いていないとか、関係ない。 国籍、人種にかかわらず、個人としての性格が向いているかどうかが一番重要。 本田圭佑のように、日本人初とか興味無い、と言い切れるくらいの方が通用すると思う(笑) |
全体表示
[ リスト ]
はじめまして♪
CLの予想やってみました。
もしよかったら見に来てください!
2010/3/21(日) 午前 11:12 [ - ]