都内の女性、市議を提訴 容疑者のようにSNS掲載
2019年8月、茨城県の常磐自動車道で起きた、あおり運転の末の殴打事件をめぐって、無関係にもかかわらず、SNS上で容疑者のように扱われたなどとして、東京都内の女性が、愛知・豊田市の市会議員を提訴した。
訴状などによると、豊田市の原田隆司市議は、あおり運転殴打事件で、加害者の男の車に同乗していた女として、無関係の都内の女性の写真をSNSに掲載し、「早く逮捕されるよう拡散お願いします」と書き込んだという。
この女性は、慰謝料など、およそ100万円を求めて、原田市議を東京簡易裁判所に提訴した。
原田市議は、SNSで「間違った情報をシェア・拡散したことをおわびします」と謝罪していて、近く、記者会見を行うとしている。