サッカー・スペイン2部のサラゴサに所属する元日本代表MF香川真司(30)は現地時間27日に行われたリーグ第13節のスポルティング・ヒホン戦に先発出場したが、ゴールに絡むことなく前半のみで途中交代。チームも0―4の大敗を喫した。
この日のサラゴサは3バックに布陣変更したが、キックオフからわずか2分で先制点を許すと、その後は退場者を出して追加点を献上するなど最悪の展開となった。
香川も守備に奔走する場面が目立ち、高い位置でボールをほぼ受けられなかった。ハーフタイムに途中交代となったが、チームは後半にも2点を許して計4失点の大敗を喫した。
全国紙「AS」での採点で、香川は3つ星満点中1つ星にとどまった。また、現地紙「エラルド」にはビクトル・フェルナンデス監督が試合後に「感情的に打ちのめされている」と語っている。「ピッチで復調しなければいけない選手たちには、自信と安定感を再び取り戻さないと」と話した部分に香川の名前がかっこ書きで記されており、パフォーマンスが上がってこない香川の状態を懸念している。