【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】10月4日に日米同日公開された映画「ジョーカー」が、芸能界でも話題だ。「第76回ベネチア国際映画祭」で、金獅子賞を受賞した問題作。ピエロ姿のジョーカーは、「バットマン」シリーズでは代表的な悪役で、今回はコメディアンで成功することを夢見る心優しい男が、狂気あふれる大量殺戮者に変貌するまでが描かれている。
ケンドー・コバヤシはこの映画のショッキングさをこう語る。
「この映画だけは見たらあかんよ。あれはね、社会とかシステムに不満持っている人と、売れない芸人が見たら終わる。頭おかしくなると思う。映画はめっちゃ面白かったけどね。中山功太(『R―1ぐらんぷり』2009優勝者)とか、見たら終わると思うわ」
伊集院光も「おそらく見てる途中にポップコーンの味はしなくなると思うよ。ポップコーンもいろんな種類の味あるけど、キャラメルのにおいとか合わねえやつだったね。別にお金を損したとは思わない。見ておいて良かったって感じ。ただ、すげぇ落ち込むなっていう。テンション高い時に行った方がいいかな」と感想を語る。
暗い気持ちにはなるが、良い映画だという意見がある中で、明石家さんまだけは違った考えを持っている。
「(バットマンが原作の)『ダークナイト』(2008年)もジョーカーの映画化で、今回の『ジョーカー』っていうのもすごい悲しい生い立ち。我々の時代のジョーカーは、ジャック・ニコルソン(『バットマン』1989年)なんですよ。もっと陽気なジョーカーやねん。ものすごく憧れて」
ジョーカーは明るくないとダメだという。
「今でもジャック・ニコルソンがやったジョーカーの写真を家にパネルにして飾ってあるぐらい。ものすごい面白い。バットマンをやっつける時に、ピストルをパンッて撃ったら、旗が出てきたりするような攻撃やねん。俺にとってはジャック・ニコルソンのジョーカーが懐かしい。『ダークナイト』も今回の『ジョーカー』も暗いねんな。ジョーカーってもっと陽気なイメージが強いっていうのがあったな」
ナイツの塙宣之は「ジョーカー」を観賞した上で、16日に愛知県豊明市で逮捕された“フロントガラス叩き割り男”について「ちゅうちょがないじゃない。ちゅうちょがないのがすごいよね。映画で『ジョーカー』見たけど、あれより怖かったもんね。『ジョーカー』よりも怖いだろ、あれ」との印象を持ったとか。
☆現役放送作家X氏=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。PTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。