第93回関東大学サッカー1部リーグ(東京中日スポーツ後援)は26日、各地で第18節の6試合を行い、2位の桐蔭横浜大は3-2で東洋大に競り勝った。2-2で迎えた後半42分に決勝ゴールをマークした。この白星によって6位以内に入ることが決まり、全日本大学選手権(インカレ)初出場を果たした。首位独走中の明大は3-1で法大に逆転勝ち。今節にも優勝を決める可能性があったが、桐蔭横浜大も勝利を収めたことで、V決定は次節以降に持ち越しとなった。次節は11月2日と3日に開催される。
川崎への来季加入が内定している桐蔭横浜大のエースがチームをインカレ初出場へと導いた。MFイサカ・ゼイン(4年・桐光学園)が3ゴールすべてに絡む活躍。PKで今リーグ10点目を挙げたほか、2アシストも記録した。
殊勲の背番号8は試合後、「インカレ出場から(インカレで大学)日本一になることへと目標が(はっきりと)変わりました」と意気込んだ。アシスト数は5となり、ランキングで2位タイに浮上。「チャンスなので、狙っていきます」とリーグ戦の個人タイトル獲得にも意欲を見せた。