ボクシングの元IBFスーパーバンタム級王者で現同級1位の岩佐亮佑(29)=セレス、写真=が12月7日、米ニューヨーク・バークレイズセンターで元WBOバンタム級王者で現スーパーバンタム級3位のマーロン・タパレス(27)=フィリピン=と同級暫定王座決定戦を行うことになった。海外メディアが25日伝えた。
岩佐は交渉が最終段階だと認め「アメリカでやれるのはうれしい。勝利にこだわりたい」と、気合を入れた。
タパレスはサウスポーで2017年4月に大森将平(ウォズ)とのWBOバンタム級戦で体重を超過し王座を剥奪された選手。試合は大森が勝った場合のみ新王者となる変則試合で行われたがタパレスが大森のアゴを骨折させ11回TKOで勝った。
岩佐は「引きのボクシングがあるうまい相手。自分はサウスポーは得意ではない(3敗すべてサウスポー)が、失う物はない。強気で行きます」と話した。岩佐の戦績は26勝(16KO)3敗。タパレスは33勝(16KO)2敗。