AIで自閉症治療へ 英スタートアップが5600万ドルの資金調達を実施

イギリス、ケンブリッジ
2019年10月16日

希少疾患の治療にAIを活用するスタートアップのHealxはAtomico(ヨーロッパ最大のVCの一つ)がリードを務めるラウンドで5600万ドルの資金調達を実施したことを発表した。

希少疾患の創薬をAIで

自閉症の主要な遺伝的原因となる脆弱X症候群、その治療法はまだ確立されてはいない。同社は有望な臨床試験を2020年後半に開始する予定だ。

その発明に使用したのがAI主導のアプローチというわけだ。従来の創薬に比べてAI主導のアプローチは以下のような利点がある。

  • プロセスが速い
  • 効率的
  • 費用対効果が高い

同社のミッションは、2025年までに100の希少疾患の治療を推進することだ。そのためにAIプラットフォーム、データ駆動型の治療予測を展開する。

ファイナンスの目的

今回の調達ラウンドに参加した他のVCは以下のリストである。

  • Intel Capital
  • Global Brain
  • btov Partners
  • Balderton Capital(追加投資)
  • Amadeus Capital Partners(追加投資)
  • Jonathan Milner(追加投資)

5600万ドルを用いて行うのは、プラットフォームの価値と開発のペースを維持することだ。

今日知られている7000の希少疾患のうち、95%はまだ承認された治療法がない。

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