中京大中京(愛知1位)は津商(三重2位)に7―0で7回コールド勝利。来春センバツ出場に事実上、「王手」を懸けた。
先発した最速148キロのエース右腕、高橋宏斗投手(2年)は、3回1死から二塁打を打たれた以外は1人の走者も許さず、7イニングを1安打無四球完封。「調子は良くなかった。丁寧に投げることを意識した」というが、視察した中日・近藤スカウトのスピードガンで146キロを計測した。
11月2日の準決勝に勝てば、来春センバツ出場に当確ランプが灯る。高橋は「目標は明治神宮大会優勝。次も通過点」と力強く話した。