ろきおさんこんにちは。最近読んだお話で個人的にすごく面白いものがあったのでご紹介させて下さい。 『ハリー・ポッターと合理主義の方法』というハリポタの海外二次創作小説を有志の方が翻訳されたものなんですが、「もしハリーが科学大好きな天才少年だったら」というif設定で書かれていまして、レイブンクローに組み分けされたハリーがクィディッチからスニッチを無くそうとしたりドラコに遺伝学の授業をしたりアズカバンから囚人を脱獄させたり、もうめちゃくちゃ原作のストーリーから逸れまくってるんですが死ぬほど面白いです。現在更新されているだけで77章あるのにヴォルデモートが復活しようとしてるのかどうかも未だ分かってません。とりあえず今のハリーの目標はアズカバンをぶっ壊すことです。 なんだかすごくトンチキなお話みたいな書き方をしてしまいましたが(いわゆるなろう系チート主人公みたいな場面もありそれもまた面白いんですが)、私は異なる思惑を持った複数の登場人物を動かす作者の手腕が見事な作品であり、原作とは違う切り口でキャラクターを解釈するすぐれた二次創作だと思っています。1章ごとの文章量が多いこともありなかなか気軽にはおすすめできないんですが、もし気が向かれました頃にでも読んで下さると私が嬉しいです。長文失礼しました。 『ハリー・ポッターと合理主義の方法』 https://syosetu.org/novel/160391/