サッカー・スペイン1部のマジョルカに所属する日本代表MF久保建英(18)は26日、リーグ第10節・レガネス戦の後半14分から途中出場した。チャンスが限られる中で積極的に仕掛けたがゴールに絡めず、最下位のチームを相手に0―1で敗戦した。
この日もマジョルカは課題の攻撃面の組み立てが機能せず、前半31分にはレガネスに先制を許す苦しい展開となり、後半途中から久保は右サイドハーフに投入された。終盤の同42分、久保が右サイドから得意のドリブル突破を試みると、ペナルティーエリア内で相手DFの足が久保の左足首にかかって倒されたが、主審の笛は鳴らず、PK獲得とはならなかった。
レガネスに今シーズン初の勝ち点3を献上する形となってしまったマジョルカは3試合ぶりの黒星。スペイン紙「マルカ」、「AS」ともにチーム全体の評価が低い中で、久保も1つ星の評価にとどまっている。ただ、「マルカ」の試合評では「マジョルカに違う雰囲気をもたらしているようにも見えた」と、久保らの投入によってチームの攻撃が改善されたとも記している。