野村周平
ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会準決勝の会場、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)が、国際統括団体のワールドラグビーを驚かせた。前日の大雨にもかかわらず、26日のニュージーランド―イングランドの熱戦では水たまり一つなかったからだ。世界最高峰の試合に素晴らしいコンディションを提供できたのは、競技場の構造に理由があった。
試合前日の25日、横浜市には1時間50ミリ弱の雨が断続的に降り、準決勝に備える各チームは水しぶきを上げながらの練習を余儀なくされた。
しかし、秋晴れが戻った26日のピッチはいつも通り青々としていた。芝生を管理する新横浜公園管理事務所の山口義彦さん(54)は「芝生に水がたまっても、30分もすればひく。ワールドラグビーの会場担当者も驚いていた」。
秘密は、競技場の構造にある。…
残り:399文字/全文:738文字
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
トップニュース
新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報