こんにちは!
学習型営業マン&ブロガーのショウ(プロフィール)です!
「営業のストレス解消法を知りたい」
「ストレスで仕事・プライベートがさらにイヤになる」
「寝ても食べてもストレスがおさまらない」
そんな方向けの記事です。
営業マンをやっていると、ストレスがたまります。
僕もストレスから色々な影響が起きていました。
- コンビニの菓子パンとアメリカンドックを毎日食べる
- 友人と遊ぶのが面倒になる
- スマホをぶん投げて壊してしまう
- 寝ても寝ても眠い
- なんかだるい
正直、運動やら何やら色々な方法を試したけど効果がなかったんですよ。
ストレスから仕事がうまく行かず、さらにストレスがたまる負のループがぐるぐると回っていたんです。
そんな中、たまたま出会った本がストレス解消に大きく役立ってくれました。
『選択の法則』(著者:心理学者ショーン・エイカー)です。
著者のプレゼン動画は1500万回を突破し、ハーバード大学でも最も人気のある講義を担当していたことでも知られています。
その著者が、科学的にどうやったらストレスが軽減され、現実をポジティブに捉えられるかと教えてくれているのが『選択の法則』ですね。
これが本当によくて、僕の心の持ち方は実際に大きく改善されました。営業の結果もその後から出始めたんです。
今回はその中でも特にすごい!と思った「心理学的な」ストレス解消方法を3つお伝えします!
(*注:本当に朝起きたら体が動かないとか、涙が何もしなくても出るなどしたら病院を受診してくださいね。)
営業マンが試したい3つのストレス解消法
今回ご紹介する方法は以下の通りです。
- ストレスについて知る
- 視点を増やす
- ポジティブとネガティブの比を調整する
それぞれ本の内容と、実際の営業生活に置きかえた場合の方法をご紹介します。
ストレス解消法①:ストレスのプラスとマイナスを知る
1つ目は「ストレスそのもの」について知ろう、というもの。
著者によると、ストレスについてこんなことが分かっています。
私たちは、人々のストレスに対する「認識」を変えると、ストレスが実際に身体に及ぼす影響を変化させられるということを発見した。
『選択の法則』より引用
つまり、あなたの「ストレスは〇〇だよね」の〇〇が変われば、何もしなくてもストレスは軽減されるということです。
実験の結果はこんな感じ。
- 380人の会社員を2つのグループに分ける
- Aグループは、ストレスの「マイナス面」を紹介したビデオを視聴。
- Bグループは、ストレスの「プラス面」を紹介したビデオを視聴。
- 1週間後、Bグループは頭痛・腰痛・疲労感などが23%減少したと答えた。また、生産性の評価も30%アップした。
これ、けっこうすごくないですか?あなたが今から、「ストレスって案外悪くないな」と思えたらストレスはその瞬間に、軽減されるのです。
その〇〇の部分である「ストレスのプラス面」を見ていきましょう。
- ストレス反応して放出されるホルモンが、認知・記憶機能をアップさせる
- 対象への注意力が増し、脳の情報処理スピードがアップ
- ストレスは身体の回復・免疫機能を活性化させる
- ストレスは状況によって、その人を精神的に強くし、他の人とのつながりを深めるなどの成長をもたらす
深入りはしませんが、これは全て事実だそうです。
あなたも「ストレスは完全な悪」だと思っていませんか?だとしたらこれは非常にもったいないことです。
例えるなら、映画版のドラえもんを見ずに「ジャイアンは悪いやつだなあ」というようなものでしょう。ジャイアンは本当はいいやつで、のび太君に成長をもたらすのです。
で、営業に生かすならどうするか?
僕はこうするようになりました。
- 営業前に「ストレス」を感じたら「お、営業に集中したいんだな俺は」と思う
- 営業後に「ストレス」を感じたら「今日も成長してるなあ」と心の中でつぶやく
- 「ストレス」でイライラしている人を見たら「ジャイアンの良さを知らないやつだな」と思う
最後は軽い冗談ですが、僕のストレスへの認識が変わったのが分かるでしょうか。「ストレスは悪」をまず脱出しましょう。
ストレス解消法②:視点を増やす
先ほど、「ストレス」のプラスとマイナス面を見ましたよね。そしてプラス面を見つけるとストレスが減ることが分かりました。
じゃあ、今の仕事や会社について「プラス面とマイナス面」を発見できるようになったらどうでしょうか。
さらなるストレスの軽減が期待できますよね。
そこで著者が勧めているのが「視点を増やして」見ることです。カンタンに言うと、「もっと細かいことを発見しようぜ」ということです。
本で紹介されている具体例をアレンジして、ご紹介します。
突然ですが、様々なコーヒーカップ(コップでもいいです)を3種類、頭の中で思い浮かべてください。
あなたの脳内に浮かんだ映像を、次の3つの画像と比べてみましょう。
色々なコーヒーカップを思い浮かべたはずです。
しかし、このようなカップは思いついたでしょうか?
このように「真上から」または「真下から」想像する人は少ないはずです。同じコーヒーカップでも、新しいものに見えてきませんか?
これが「視点のちがい」のイメージですね。
これは営業にこう生かせます。次の質問に答えてみてください。
①現在の自分にとって、営業とはどのようなものか?なるべく細かくイメージしてみてください。
②イメージをチェックします。「最初の思い」「得られる機会・成長」「経済的なメリット」などは入っていましたか?逆に「ストレス」と感じるところは?
③それを理解した上で、もう一度イメージしてみましょう。
僕も、最初は営業の仕事をやっていて、マイナスのイメージが多かったんですね。この本を読んでからは、次のようなプラス面も考えられるようになりました。
- 営業では毎日違う人と会って話が聞ける
- 仕事があるおかげで今日もご飯を食べられる
- 営業はスキルが身につけば他の業種でも活躍できる
- 初対面の人と営業あるあるで会話できるようになった
- 結果が残せれば、営業は事務や経理より認められやすい
なお、ここで1つ注意したいことがあります。
著者によると、人は「身体的な疲れ」がある時にプラス面を見つけるのが難しくなるらしいのです。
あなたもお腹が空いていたり、疲れた時に友人や恋人、同僚にイライラした経験は多いと思います。
なので食事と睡眠はストレスを減らす「スタートライン」とも言えますね。また、営業の時間は昼前や17時頃はやめたほうがいいかもしれませんよ。
ストレス解消③:ポジティブとネガティブの比を調整する
最後は「ポジティブとネガティブ」(=プラスとマイナス)の調整です。
ここまで、「プラス面」を見つけよう!という話をしてきました。
しかし、研究では「プラスとマイナス」は両方必要ということが分かっているそう。
たしかに、「絶対できる!」「今日も幸せだ!」「ご飯はあるだけで恵まれてる!」「人生超充実!」とか言いつづけるだけで人生うまくいくなら苦労しないですよね。
ですが、プラスとマイナスの割合は1:1ではいけないそうです。人間は、もともと1つのプラスを1つのマイナスで打ち消せないとか。
僕にもこれは納得しますね。何か仕事でいいことがあっても、1つミスが合って叱られると台無しになっちゃうので…。笑
そして、この割合は「3:1」以上が理想のようです。
つまり、「プラスプラスプラスマイナス」くらいがいいよ、ということです。
そう思うと、僕はマイナス多めかなと本を読んだ当時は感じました。
なので日々の生活ではプラスを見つけられるよう努力しています。
これを取り入れたのが日々のPDCAですね。
営業終わりに僕は毎日反省をノートに書いていました。
「プラスを増やそう」と決めてからは、何か「よかったこと」を1番最初に1個必ず書くようにしたんです。
そうしたら毎日の振り返りが少し楽しくなり、改善が進みましたよ。
おわりに:現実が変わって見えてきたらすることは?
ここまで、「現実」をどうやって認識してプラスに変えていくか、という話をしてきました。
睡眠・食事は必須ですが、考え方ひとつでストレスが減らせるわけですね。
まずはそれにトライしてみて欲しいと思います。
それで少し前向きになったら、次に取り組んでほしいのが「根本の改善」。
営業はやっぱり「売れない」とストレスがたまります。いくら認識で減らしても、限界はありますよね。
それを解決するにはやはり「結果を出す」ことでしょう。
その方法をこちらの記事で紹介しているので、こちらも合わせて読んでください。
営業で最短最速で結果を出すための7つの方法とは?【要ブックマーク!!】
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