女性が転職で求めるものとは?6000人の意見徹底解説!
why did you change your job?
type転職エージェントが22~33歳の女性転職者約6000人にアンケートを取ったところ、
実際にカウンセリングをしていて多いのは、「職場の人と合わない」「(営業職や販売職など)ノルマがつらい」「マネジメントが厳しい」などの理由。大企業や老舗企業に勤めている人の中には、「女性が長期的に就業するイメージがわかない」という転職理由も多いですね。
「年収アップしたい」という理由は意外と少ないですね。働き方や職場の人間関係など、環境要因が中心です。
今、転職市場では女性が求められている!job-market
実は今、女性を積極的に採用したいと考える業界や企業が非常に増えています!type転職エージェントで「面談→入社」にいたる確率を見てみると、2018年に入ってから特に男性より女性の方が約2倍高くなっていて、いかに社会から女性が求められているかがわかります。
事務職や営業職では特に女性の採用が活発な傾向に。事務職の場合、そもそも女性が多い職場・職種であること、女性のなかには細かいところまで気を配れるホスピタリティの高い人も多く、事務職に向いていると感じる企業が多いようです。
営業職の場合、女性社員が高い業績を出すケースが増えているそう。女性の柔和な雰囲気で、ファーストコンタクトの際に強い印象を残せば商談で有利に働くと考える企業もあるようです。
女性におすすめの業界Industry
転職者のうち約7割は、異業界への未経験転職。その際、転職しやすいのがIT・Web・人材業界です。
これらの業界に共通するのは、ものすごい勢いで売上が伸びている成長産業であるということ。人材採用そのものに積極的で、求人数も非常に増えています。成長3業界の特徴をそれぞれ見てみましょう。
人材業界
人材業界は景気と連動しています。今は有効求人倍率が2.0を超えるほど市場は活況。確実に売り手市場です。
よって、人材業界も未経験者やポテンシャル採用を積極的に行っています。
WEB業界
Webサービスは、今社会からとても必要とされているものです。
イメージしやすいのはWeb広告。最近では、「転職」というワードでインターネットを検索すると、まったく違うサイトを見ているのに転職の広告が表示されることがあるはずです。それが、Web広告の一種、「追跡型広告」。広告システムの発展が著しく、今後もこうしたテクノロジーは発展する一方です。
求人で多いのは、Web広告会社やWebメディアの営業職の求人です。企画職や編集職を目指す人も多いと思いますが、そこへ未経験転職するのはなかなか難しい。営業職なら未経験でも広く間口が開いています。ぜひチャレンジしてみてください。
IT業界
みなさんも実感されているように、IoT(=家電や雑貨といったモノがインターネットとつながり、生活の利便性が上がること )が進んでいます。
政府もあらゆる業界をITでつなぎ、社会課題の解決を目指す「Connected Industries(コネクテッド・インダストリーズ)」を推進しています。
わかりやすいところでいえば、自動運転車がそれにあたります。自動運転車は、自動車×地図×ITと異なる複数の業界がつながりあうことで開発が進んでいます。他にも、スマート家電やバイオティクスなどさまざまな分野でこのような状況が起こっており、これから先、ITの需要が途切れることはありません。
女性におすすめの職種-タイプ別Occupations
あなたは仕事に何を求めますか?お金、時間、やりたいこと……?仕事に求めることタイプ別、おすすめ職種を見てみましょう。
貯金に買い物…「お金」重視のあなたにおすすめ!
なんといっても営業職!
営業成績が評価に直結し、その基準も明確。目標達成度合いが給与に反映されやすいのが特徴です。
「なんとなく」や「上司の気分次第」で評価が決まることはそれほど多くなく、営業成績を正当に評価してもらえます。成績次第で基本給にインセンティブが上乗せされたり、優秀者は海外旅行に招待されることもあるなど、がんばりがお金に直結している職業です。
夜はジムや習い事、映画…プライベートの時間重視なあなたにおすすめ!
事務系の仕事は、時間の融通がききやすいですね。仕事相手は、自社の社員。仕事が自社内で完結するため、仕事の段取りをコントロールしやすいのが特徴です。営業職の場合、どうしてもクライアントに合わせた仕事スタイルになりがちで、クライアントからの連絡を待ったり、資料作成のために残業するケースもあります。
とはいえ、事務の中にもいろんな仕事内容があります。どんな仕事なのかは吟味すべきです。職種は「事務」といっても、カスタマーサポート、営業アシスタント、秘書、総務、受付など、企業ごとにその業務範囲は異なります。職種名にとらわれず、バックオフィス系の仕事全般をくまなく見てみるのもひとつの手です。
事務以外では、コールセンターの受電専門スタッフや、住宅展示場や保険会社など店舗に勤める内勤のカウンター営業も時間の融通がききやすい印象です。
手に職つけてキャリアアップ!やりたいこと追求型のあなたにおすすめ!
今、手に職をつけたいなら、Webマーケティングの知見を勉強することをおすすめします。先ほど述べたようにWeb業界は今、市場のニーズが非常に高く、未経験からの入社実例も非常に多いのです。
少しでも経験があれば、中小規模のWeb制作会社で働いていた人が、有名制作会社へのキャリアアップも可能。経験を高く評価してくれるのです。職種でいえば営業、メディアプランナーや運用の求人が多いですね。今身につけておけば、これから転職する上で心強い味方となってくれると思います。
女性の転職には、専門性を持った転職エージェントがおすすめcareer-agent
男性の転職と女性の転職は違うもの。男性の場合、どうしても年収重視になりがちです。女性活用が推進されている今の時代でも、家族を養おうと考える男性はまだまだ多いのが現状です。実際、男性の給与と、女性の給与では大きな開きがあることを考えても、男性は一生、年収に向き合っていかなければならない傾向にあります。
一方、女性の転職で重要なのは、自分のいちばん求めているポイントを叶えること。女性の場合、人それぞれ転職で叶えたいことポイントは異なってきます。結婚後に専業主婦になる選択もありますし、すぐに子どもが欲しいためハードな仕事を避けたい女性もいるでしょう。もちろん、ずっと第一線で仕事を続けていきたいという女性もたくさんいます。仕事の多様化が進んだ結果、同じ女性同士でも人によって、ライフプランや思い描くキャリアが千差万別になっているのです。
とはいえ、自分ひとりでキャリアを見つめ直し、求めるものを明確にするのはなかなか難しいもの。
そういう時こそ、キャリアや業界、職種に関する知見を持った転職エージェントに相談するのがおすすめです。今は転職者の男女の割合は、ちょうど半数ずつ。多くの女性が転職すべく積極的に動いているので、転職という言葉が思い浮かんだら、一度、転職エージェントに相談してみると、良いアドバイスがもらえるはずです。
まとめsummary
転職を検討している人にとって、その第一歩を踏み出すのは勇気がいるもの。
でも、行動を起こす前に自分の経験が生きる仕事は何か、これからやりたいことを実現できるのはどんな業界なのか、しっかり事前準備をしておけば自信を持てるはず。
思ってもみなかった仕事が、今の自分にマッチすることだって考えられます。数年後に「あの時、大変だったけど、思い切って転職したから、今の自分がある」と思えるキャリアが開ける可能性も。ぜひ、積極的に行動してみてくださいね。