『無痛分娩と日本人』(田辺けい子) 日本で無痛分娩が好まれないのは、遡ると、戦後制定された助産婦（いまは助産師）に医療行為を許さない法律に一因がある。 この法律の結果、助産婦は残された職能を生かすため「自然出産」（=痛みのあるお産）を手放すわけにはいかなくなった。pic.twitter.com/0zlWUv7xTm
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助産師による「自然出産」称賛の流れに、1980年代からのマタニティ雑誌が追随する。 例えば1990年のBaloon 「痛みの先には感動的な瞬間が待ち構えているのです」 こうして出産の痛みは母になるための必須要件という言説が構築される 専門家だけでなく出産を控える人々にぜひ手にとって欲しい本。
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「自然出産」に代表されるように、「○○こそが人間の自然なあり方」という語り口の吸引力はなかなかなものがある。 けれど、この言説がでるときこそ、そこから排除されるものに目を向けたい。
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磯野さん
丁寧に読んでくださり感謝です！Thanks. Twitter will use this to make your timeline better. UndoUndo
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