にっぽんルポ
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【社会】サハリン残留75歳、念願の祖国 「恋い焦がれていた」感激あらわ戦前多くの日本人が暮らしていたロシア・サハリン(旧樺太)在住で自らを日本人だと訴えるろう者のヒラヌマ・ニコライさん(75)が18日、来日した。成田空港で取材に応じ「長い間恋い焦がれていた日本の土を、この足で踏めた」と感激をあらわにした。 ヒラヌマさんは妻のエマさん(64)らとともに満面の笑みで空港到着ロビーに。日ロ両国の国旗を持って出迎えた支援者らに手を振ったり、抱き合ったりして喜びを分かち合った。「ここは私のふるさと。日本のことはなんでも知りたい。いろんなものを見聞きしたい」と語った。 (共同)
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