引っ越してきて、

東羽衣の借家でマミーが

あい、パンを買ってきて言われた。

子供用の自転車に乗って

買いに行った帰り、

クラスの同級生の家の前を通ったとき?

すごい色の白い端正な顔をした

大きくなったら保坂尚樹くらいに

なりそうな少し年上の美少年から

自転車の前かごを見て、

今ひまか声をかけられた。

児童文学や絵本を読んで、

夢見がちだったわたしは

美少年だったこともありすぐに

付いていった。