Food / 2019.07.23
text:Mami Moroi/photo:Tomoyoshi Oshiyama/styling&coordinate:Yumiko Yoshinuma
二十四節気に応じた旬の食材を使った、簡単にできる料理を紹介するこのシリーズ。今回は「大暑」。文字通り、1年でもっとも暑い季節です。この頃旬を迎えるフルーツといえば、すいか。スーパーの店先にゴロゴロと並ぶ情景は、夏の風物詩ですよね。ほんのり甘くてシャキッとジューシーな味わいは、大地に育まれた天然のシャーベット。水分補給にもクールダウンにも欠かせないフルーツですが、じつは料理にも使えるんです。しかも皮まで! せっかくなら丸ごと買って、ぜひお試しを!
すいかの果肉…100g
紫玉ねぎ…1/6個(30g)
ルッコラ、ミント(あれば)…各適量
A
オリーブオイル…大さじ1と1/2
白ワインビネガー…大さじ1
塩…小さじ1/3
黒こしょう…適量
カッテージチーズ…50g
①すいかとルッコラは食べやすい大きさに切り、すいかは種を取る。紫玉ねぎは薄切りにして水にさらし、水けをきる。
白い部分はかたいので、皮に少し赤い部分を残して切る。
②ボウルにAを入れてよく混ぜ、①とあればミントを加えてあえる。
③器に盛り、カッテージチーズを散らす。
すいかの皮…80g
豚こま切れ肉…50g
厚揚げ…100g
にら…1/3束
溶き卵…1個分
A
塩…小さじ1/4
黒こしょう…適量
しょうゆ…小さじ1
ごま油…大さじ1
かつお節…適量
①すいかの皮は縞模様の外皮をむき、白い部分を拍子木切りにする。豚肉は食べやすく、厚揚げは短冊に、にらは2㎝長さに切る。
食感よく仕上げるため、赤い部分も取り除く。
②フライパンにごま油を中火で熱し、豚肉を炒める。火が通ったら厚揚げを加えて軽く炒め、すいかの皮を加えてしんなりするまで炒める。
③にらを加えてさっと炒め、仕上げに溶き卵を加えて混ぜ合わせ、Aで調味する。器に盛り、かつお節を散らす。
原産地はアフリカで、漢字で書くと「西瓜」。中国の西方から伝わったためこの名がつき、さらに日本に伝わったのは室町時代以降とされています。特筆すべき栄養素がカリウムと、最近熱中症対策などで注目されているアミノ酸のシトルリン。皮には果肉の2倍も含まれているので、捨てずに使いたいところです。購入するときは、縞模様がくっきりしていて、つるのつけ根が凹んでいるものを。カットすいかの場合は、種が黒くてツヤがあるものを選びましょう。
教えてくれたのは...
吉沼弓美子さん
プロフィール:フードコーディネーター・管理栄養士。企業で管理栄養士を務めたのち、イタリア・ボローニャのシミリ料理学校にて、イタリア家庭料理を学ぶ。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て、2005年独立。幅広いメディアで活躍中。イタリア料理教室Cucina del Cielo主宰。
クロスをブルー系にすることで夏らしさを演出。いつもは料理や器を引き立てる名脇役的存在ですが、ときにはインパクトを持たせて季節感を楽しむのもおすすめです。
すいかのメニューはいかがでしたか? 皮を炒めものに使うって目からウロコですよね。せっかくの夏の恵み。そのまま食べるだけでなく、食卓でももっと活用してみてくださいね。
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