どうも、Keitoです。
最近、世界的名書の【チーズはどこへ消えた】を読みました。
目標に向かっているなかで、上手くいくかとても不安なときがあります。そんなときに本屋さんに行き、この本を手に取り買いました。
この本は、二刀流で有名なプロ野球選手の大谷翔平選手も愛読書としても知られています。
そこで今回は、この【チーズはどこへ消えた】の本を読んでみて得られた教訓について紹介したいと思います。
【チーズはどこへ消えた】の著者スペンサー・ジョンソンさん
スペンサー・ジョンソンさんは、アメリカの医師博士、心理学者でありながら、作家としても活躍していました。
1999年度にはこの【チーズはどこへ消えた?】が全米のビジネス書ベストセラー1位に輝きました。現在は世界で2800万部の売り上げになっています。
また、世界のトップ企業の教育に採用されたり、世界で1100万部以上売り上げた1分間シリーズの著者としても有名です。
【チーズはどこへ消えた?】の概要
この本の話は、チーズの隠された迷路のなかで2匹のネズミと、二人の小人がチーズを探していく物語です。
ここで、チーズは「人生で手にしたいもの」と例えられています。
チーズは、毎日食べていると無くなってきますよね。
無くなったときネズミの場合は、考える能力がないので、また新しいチーズを手に入れるために、迷路を駆け巡ります。
しかし、人間の場合は、「チーズがなくなったことはおかしい!」「こんなはずはない!
」と嘆いたり、本当にチーズがなくなったのか確認する日が続きます。
ないものはないのですから、また新しいチーズを見つけ出さなければいけませんよね。
そんな時、一人の小人は「人生は進んでいく。僕らもすすまなければないない」と言って迷路の中に新しいチーズを探しに行きます。
一方で、もう一人の小人は「チーズがあるかもわからない迷路に行くのは危険だ」と言ってチーズがなくなってしまった場所にとどまります。
このように、「もし、自分が人生でチーズ(=自分が人生で求めているもの)がなくなってしまったように感じたら、どのように行動すべきなのか」が客観的にみてわかってくる本になっています。
【チーズはどこへ消えた?】から得られた教訓
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1.変化は何かを失うことではなく、何かを得ること
人間にはホメオスタシス、つまり恒常性維持機能というものがあり、現状維持することに安心感を覚えます。
つまり、「変化をすると何かを失うんじゃ…」という恐怖を感じるように強く設計されていてます。
そして、これが原因で多くの人は現状に固執してしまいます。
ここで、重要なのが「新しいチーズを得るためには古いチーズを捨てなければいけない」と言うことです。
古いチーズを捨てるという決断と新しいチーズを
2.過去の失敗は関係がない
才能がないこと、過去の失敗や恵まれないことを言い訳に何かを諦めてはいけないことです。
確かに、才能は平等ではありません。スタート地点や現在地が違えば、つまり、才能や環境で、目標に到達する時間や労力は異なります。
しかし、このことは関係がありません。今、この瞬間に前に進むかどうか決めるのは現在の自分だということ。
過去のことを悔やんでも新しいチーズは来ません。前に進んでチーズを探す方が合理的だということです。
今の自分が変わらない限り、何も変わりません。過去にとらわれている暇があるなら、今この瞬間から変わろうということですね。
3.チーズは常に恐怖の先にあるということ
行動を起こすのは怖いですよね。確かに、失敗したら、周りから笑われたり、借金を抱えたりするかもしれないと思うと怖いですよね。
しかし、結局、自分が欲しいものは恐怖の向こう側にあるということです。
つまり、見方を変えると、恐怖を感じるということは、自分が挑戦している証です。
正しい道を歩んでいる何よりの証拠です。
もし、恐怖の前に立ちすくんでしまったときは、止まってしまうのではなく、「この先に欲しいものがある!」と突き進んでも良いということですね。
【チーズはどこへ消えた?】から得られたもの。まとめ
今回は、【チーズはどこへ消えた?】についてレビューをしてみました。
最後の教訓はどれも大切で 、どれかを欠いてしまってもいけないと思います。
特に「チーズは恐怖の先にある」というのはすごく教訓になりました。客観的に見ると、当たり前かもしれないのですが、自分のこととなると分からなくなってしまいます。
現在も、うまくいくかわからないので、正直「もしかしたら失敗するかもしれない」とビクビクしています。
でも、逆に言うとこれは挑戦している証拠なので、自分にとって正しい道なのでしょう。
これからも恐怖で動けなくなったときは、この教訓を思い出し、立ち止まらずに日々挑戦していきます。
今回も最後までありがとうございました。