【獣医師監修】メス犬も飼い主にマウンティングする!?理由や意味、やめさせ方やしつけ方!
オス犬を飼っている家庭では、犬の「マウンティング」を目にする機会が多いかもしれません。また、「マウンティングはオス犬のみ」と考えていて、メス犬のマウンティングを見て驚いた経験がある人もいるのではないでしょうか?今回は、あまり知られていない犬のマウンティングの理由や意味などについて解説していきます。
目次
犬のマウンティング行動【意味】【理由】
iStock.com/yanjf
犬のマウンティングとは、犬が別の犬の腰に抱きつき、自分の腰をぐいぐい押し付ける、犬の性行動の一つです。
犬のマウンティングで一番多いのは、興奮しすぎたときや遊びの延長で、メス犬でもマウンティングが見られるのは、このためです。
「自分の方が上位にいる」ということを示すために行うという説もあります。
iStock.com/cynoclub
しかし、興奮して始めたマウンティングに対して、されている方があまり嫌がらなければ調子にのって、そのままマウンティングを続けます。
怒られればシュンとしてマウンティングをやめまるので、その際に「力の関係性が見える」という程度だと思われます。
犬のマウンティング行動【飼い主へのマウンティング】
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飼い主の中には、飼い犬にマウンティングされた経験がある人もいるのではないでしょうか?
この場合、犬同士で行われるのと同様に、興奮しすぎたり、遊びの延長であることがほとんどです。
しつこく、飼い主に、愛犬がマウンティングをするというのは、自分の興奮をうまくコントロールできていない状況です。
愛犬が、自分の興奮をうまくコントロールできない場合、しっかりとしつけをおこなう必要があります。
犬のマウンティング行動【ぬいぐるみ(クッション)へのマウンティング】
iStock.com/Mustang_79
犬が、お気に入りのぬいぐるみ(クッション)にマウンティングをする光景を見たことはありませんか?
ぬいぐるみへのマウンティングも興奮が原因と考えられます。
オス犬の場合はマウンティングをしているうちに性的に興奮してペニスを傷つけてしまうこともあります。
cynoclub / PIXTA(ピクスタ)
また、一晩中、愛犬がぬいぐるみに向かってマウンティングをしていたという話もあるので、癖になる前に早期に止めさせましょう。
ぬいぐるみへのマウンティングは、自分の興奮をきちんとコントロールさせるという意味でも、やめさせた方がいいでしょう。
犬のマウンティング行動【オス犬の去勢】
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オス犬の場合、去勢するとマウンティングをする回数も減ります。
しかし、マウンティングの回数がゼロになるわけではないので、犬がマウンティングをするたびに、飼い主が止めさせることが重要です。
犬のマウンティング行動【癖になりやすい】
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犬のマウンティングは、癖になりやすい行動です。
最初は喜びや遊びたいという気持ちの現われだとしても、放っておくと興奮がエスカレートしてしまいます。
気持ちのコントロールができない落ち着きのない犬になってしまうおそれもあるため、注意が必要です。
犬のマウンティング行動【しつけ】【やめさせ方】
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愛犬が、飼い主の足や腕にしがみついてマウンティングをしようとしたら、さっと振り払いその場を離れましょう。
興奮がひどいときは、一度ケージやハウスに戻してクールダウンさせてもいいでしょう。
すでにマウンティングが癖になっている場合は、マウンティングしているもの(おもちゃなど)を一時的に撤去してしまいましょう。
しばらくマウンティングしなければ、徐々に癖が抜けていくはずです。
万福 / PIXTA(ピクスタ)
愛犬がマウンティングしても興奮しないように、感情をうまくコントロールするしつけをしましょう。
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