スポーツ
IOCバッハ会長 東京五輪の厳しい暑さ対策を評価
東京オリンピックで懸念されている厳しい暑さへの対策についてIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長は、テスト大会などで行ってきた大会組織委員会の取り組みを評価し、課題解決に向けた自信を示しました。
IOCは3日、スイスのローザンヌで理事会を開き東京オリンピックの組織委員会から大会の準備状況について報告を受けました。
このなかで組織委員会側は懸念されている暑さ対策としてマラソンでは選手の給水ポイントを増やしたことや入場を待つ観客の列に冷風機を設置したり観客席に人工雪を降らせたりしたことなどこの夏のテスト大会で試みた取り組みを説明し今月末をめどに対策の方針をまとめることを伝えました。
理事会のあと会見を行ったバッハ会長は、「人工的な雪を降らせるなど創造的な試みだと思った。この経験や結果を国際競技連盟と共有することでよりよい準備ができるはずだ。報告を聞いて暑さ対策には自信を深めた」と述べ大会組織委員会の取り組みを評価しました。
また、理事会では札幌市などが招致を目指している2030年の冬のオリンピックに向けて立候補を検討している都市の検証や助言を行う「将来開催地委員会」を新たに設置したことを明らかにしました。
この委員会についてバッハ会長は「招致に関心を持つ都市のほか、IOC側が関心を持つ都市とも継続的に対話を行うことができる。2030年大会に向けて優先的に動き出す」と述べて、作業を急ぐ考えを示しました。
このなかで組織委員会側は懸念されている暑さ対策としてマラソンでは選手の給水ポイントを増やしたことや入場を待つ観客の列に冷風機を設置したり観客席に人工雪を降らせたりしたことなどこの夏のテスト大会で試みた取り組みを説明し今月末をめどに対策の方針をまとめることを伝えました。
理事会のあと会見を行ったバッハ会長は、「人工的な雪を降らせるなど創造的な試みだと思った。この経験や結果を国際競技連盟と共有することでよりよい準備ができるはずだ。報告を聞いて暑さ対策には自信を深めた」と述べ大会組織委員会の取り組みを評価しました。
また、理事会では札幌市などが招致を目指している2030年の冬のオリンピックに向けて立候補を検討している都市の検証や助言を行う「将来開催地委員会」を新たに設置したことを明らかにしました。
この委員会についてバッハ会長は「招致に関心を持つ都市のほか、IOC側が関心を持つ都市とも継続的に対話を行うことができる。2030年大会に向けて優先的に動き出す」と述べて、作業を急ぐ考えを示しました。