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TFアメコミの翻訳メモ帳。誤訳・意訳にご用心。登場人物達の口調も個人的なイメージなのでご注意下さい。
『過去』

『それは澄み切っていた ー
当然オートボットは勝つ
俺たちは正義の味方だ』

『けど俺は、たぶん、この万事OKな状態から抜け出すことを知っていた。』

カップ(戦いながら):
落ち着いてラウンドを取るんだぞ、坊主。
わしらは今、運命共同体なんだからな。

スプリンガー(戦いながら):
問題ないよ、カップ。
俺たちがコンズのヤツラを押してる、後ろの控えも一緒にだ。

カップ:
カッコよくになったもんだ、若造め。
わしらがこの弛んだディセップ供を消せたなら、そいつは(これからディセップが起こすかもしれない)別の悪事をも消せることになる。

スプリンガー:
カップ、見て!

カップ:
くそったれ ー
小型無人機とは卑劣な裏道を作りよるわい。

新たにコンズが補充されちまえば、ディセプティコン共全体が活気付いちまう。

スプリンガー:
リラックスだよ、オールドタイマー(=じいちゃん)
あんた、帰ったらそれとは別の戦の話をしているさ。
(崖から飛び降りるすぷぷ)

『俺はただの馬鹿げた子供だった。
カップの側は安全だと感じていた。
安心していられるんだ。』

カップ:
待たんか、スプリンガー…!

スプリンガー:
みんなにあんたが救われた日の話をさせてやるぜ。

敵機:
ウグァ!(空中でスプリンガーに切られて爆発)

『全てが変わったのはあいつに出会ってからだった…』

???:
お前がスプリンガーだな…

『インパクター』

『俺は自分が臆病者だなんて思わない。
そうはなりたくない。
だけど彼が俺に言った全てが俺を緊張させた。』

インパクター:
俺が何故ここに居るか分かるだろ。
時間だ。

『確かに、俺は興奮したさ。
俺は頷いていた。
外見をいくらか検証したんだが…特別?尊大な?立派?(な感じがした)』

『追い詰められることもあったけど。
俺は彼に対してそう感じることを止めることはなかった。』

カップ(崖から滑り降りてくる):
あぁ全く、坊主、わしの古い車輪ではこんなとこへ降りる牽引力なんぞ無いことくらい知っとるだろうが。
お前さんが死体になっちまったかと思ったわい。

スプリンガー:
カップ!あのTF誰だか知ってる?見てた?

カップ:
知っとるよ。

『その時は、機会を逃した。
この一瞬は夢中になっていたと、俺は推測している。』

『彼(カップ)は驚いていなかったどころか、俺と一緒に喜んでくれた。彼はそれを期待していたようだったし、同じくらいすごく心配してくれた…』

『(その時の)カップの顔なんだけどさ、ヴェリティ』

カップ:
あやつ、ついにお前さんの元へ来てしまったか。
良く頑張ったなあ、坊主。
お前さんはわしの一番じゃ。

『君にも、見せたかった』

『俺は、ずっとそのことが(カップの)プロとしての誇りを傷つけたと考えていた ー
彼の下からレッカーズに引き抜かれたことがさ』

『今思えば、彼(カップ)の目から光が失われたように見えたよ』
レクイエム最難関の最初のページだけ、
ひとまず訳まとめてみました

ちょこちょこメモ書き残ったままですが…
間違いあるやもしれませんが、
その際はご指摘頂けますと泣いて喜びます
少しでも読む手助けになれれば幸いです

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(テレビの音声)
ニュースキャスター:
…大統領の車列から重装甲車が消えたこと、それが意味するものとは…

…扇動者は反サイバトロニアンの活動家、ミーガン グイリオン
本日の演説はアメリカ中西部にて行われます
彼女の巡回公演は国家を横断している…

…(サイバトロニアンと政府への)憎悪を煽り立てられたグイリオンの支持者により、暴動が起こる可能性があります
ロボットと同盟を結んでいる政府の役人に向けた主張です…

グイリオン:
これは共謀です!
敵への協力です!
(政府は)敵と親しく交わっている!
ならば下院議員へ電話してみる?
その電話を掛けたなら十中八九すぐに、多額の金が奴ら(サイバトロニアン)のために回されるというのに?!

奴等をご覧なさい
ワシントンを ー
権力を見てご覧なさい ー
あなた達はいつでも国家を取り戻せる

あなたこそ ー
偉大なアメリカの国民こそが ー
真の力の行使者なのです

ニュースキャスター:
…彼女はどこからやってきたのでしょう?
突然現れた…?

…彼女はキャピトル・ヒル(米ワシントンD.Cの連邦議事堂がある丘)のどんな男よりもタフです

…チェルシーさん、彼女は嫌われいてほしいものですね
しかしながら彼女の一団はいい調子です
絶好調と言えるでしょう

チェルシー(コメンテーター?):
…どうして彼女に放送時間を与えてしまうのですか?
(こんなものを映すのは)危険です
無責任です…



「同期を開始してください」

システム診断:8%完了

スプリンガー:
そんなこと、二度としないんじゃなかったのか、ヴェリティ?

不安もなく?
驚きもなく?
この世界がどれほど酷いものかなんて意識は、長続きしやしないさ?

これまでにプロールがやった最悪のことは ーつまり"過去において"ー 去り行く俺たちへ、まるで(兵隊を)配列するみたいに通信機を残したことだ。

そして俺たちがこれまでにやった最悪のことは、そのスイッチを入れたことだった。
悪い知らせは、そこから出てきた。

ヴェリティ:
スプリンガー…
あなた…

確かにね、私たちは取るに足らない問題を送信しなくたって生きていけたし、この星の頭を痛くさせるメディアの金切り声無しでも100%生きていけたよ…

…けどさ、もしもあいつ(プロール)が盗聴させてくる色んなサイバトロニアンの情報をモニターできなかったとしたら、ええと、私たちは決して…

スプリンガー:
いいよ。言って。

ヴェリティ:
私は、あなたに(あなたの過去についての手がかりとなる情報が)必要だと思った。

スプリンガー:
俺たちはもう決して(自分の過去に関する手がかりを)見つけられない…
…カップは…
…カップは死んでる。

ヴェリティ:
うん。最悪だね。

スプリンガー:
俺の一部だった ー
そのレッカーは俺の一部だった ー
(カップがもう居ないという)事実は、俺に極端な反応をさせてくる、
前に戦友を失った時(カップの気が狂った時)も、そうなった…

ヴェリティ:
本当にカップはあなたの一部だったんだね、彼は ー オートボットの一部だったんだね。
より多くの慈悲が、打ちのめすことよりもあったんだね。

戦争は…終わったの。
とにかく、私たちのために。
私たちは脱出した。
でもそれは、(辛い)何かを感じることから私たちを守るための気晴らしが、ずっと少なくなっているってことでもある。

それと、カップはあなたの戦友でも、同僚でもないでしょ…彼はさ、わかるでしょ、カップはさ。
彼は…まるで…あなたのお父さんみたいだった。

スプリンガー:
人間とは違うんだ。
俺にはわからないよ。

ヴェリティ:
親っていうのは人間だって人それぞれだよ、信じて。

カップは物理的にあなたを造った?
違うでしょ。
あー…それをやったのはイカれた、ボッチのデカい蜘蛛科学者。
そのことを知るのは、すごく難しかった…

スプリンガー:
だけど、俺はどうしてこんなことを感じるのかわからないんだ…
タランチュラスが俺を造ったと君から知ったのは、俺が彼の滅びに手を貸した後になってからだった。

俺には不可解な過去があったことさえ知らなかった、巨大なセンサーが折れ曲がるほどの爆発でそいつはまた失われたが。(タランチュラスが爆発で死んでしまい、過去を知る手がかりが失われた、という意味だろうか…)

いつしかそれを当然だと考えていたんだ、
準備ができた時、全てのことについてカップと話せる、と。
もう彼は居ないのに、
全てのことをカップに話せたらよかった…
苦しいよ

ヴェリティ:
わかったよ。
プロールじゃなくてさ ー 誰があいつと話をしたいだなんて思う? ー その話をできる相手が別に居るでしょ。

このハンドセットが(プロールの残した通信機と)同期してしまえばすぐに、私たちは彼を探しに行ける。

スプリンガー:
彼(インパクター)と初めて会った時のことを君に話したことはあったっけ?
カップもそこにいたんだ。少しだけ。

ヴェリティ:
レッカーズのメンバー募集電話とか?
リモートホログラムが言うの、
抽選により貴様は暴力的なロボットの座を勝ち取った。

スプリンガー:
変なこと言うなよな。
あいつは(ホログラムみたいに)チラチラ光ってはいなかったさ。
※こちらは素人が訳したものであり、誤訳を含む可能性が大いにあります
※直訳では分かりにくく感じた箇所は「それ」を「◯◯(固有名詞)」にするなど、意訳も含みます
※キャラクターの口調は個人的なイメージとなります


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俺は空中に生まれた。

いいかい?生まれる前に、俺は存在していたー
ただし、スパークだけの存在として。

それは氷のように冷たいスパークさ。
セルリアンブルーのフォトニック水晶に描き出されて、箱に閉じ込められていた。(ホットスポットで産まれたのではなく、造られたスパーク)

しかし、勝たねばならない戦いがあった。
コーカシアを占領する必要があったために、最高司令部は軍隊が欲しくて堪らなかったんだ…

…それで、彼らはこの体に俺をインストールし、俺のスパークが解凍するのを待つ間、戦場を回った。

俺のスパークと脳はすぐに言葉を交わせる程度だったので、俺が必要最低限の事柄を理解するとすぐに…

彼らは船外へ俺を放り投げた。

ゲッタウェイ「俺は、理解することさえできなかった。すぐにはね。俺は対等にはなれなかったー
俺の目はウォームアップ出来ていなかった。
俺が感じて、俺が知りたかった全てー
彼らが、俺が知る必要があると決めた全てー
俺の心の中で形になった。
俺は誰なのか。俺はどこにいるのか。俺は誰と戦うのか…
そして俺が1秒につき、10.2メートル/秒の率で加速していたという事実。」

俺は激しく着地した。

俺の脳は戦うように俺に言った。
『お前は生まれたのだ、今こそ殺せ!』
ただし…

俺は脳が一体何について話しているのか、明らかには分からなかった。俺は走った、戦わなかった。俺は離脱した。そして俺は…

ゲッタウェイ「…俺は逃げた。俺がこれまでにした最初の行動ー
俺の最初の意識的な行為ー
それは臆病だった。」

ゲッタウェイ「とにかく、乾杯。なんの話してたっけ?」(リジェのバー、ヴィセッジの一角にて)
テイルゲイト「んーと、君は手で話す方法を教えてくれていたよ。」
ゲッタウェイ「チロリングスティック(手話言語)、そうそう、もちろん教えてあげるさ。ごめんよ、ボーイスカウトくん。きみといると甘くなってしまうや、とても…。他者を打ち解けさせる憎めない能力だ。」

テイルゲイト「ああ!ティクルズ(小児向けのチーズ味クラッカー)のこと!」
ゲッタウェイ「ティクルズのことじゃないさ。親愛の話だよ。」
テイルゲイト「どういうこと?」
ゲッタウェイ「きみのすることに間違いは無いってことさ。」

テイルゲイト「…。分かってるでしょ。きみはボクにコーカシアの戦いについて話す必要は無かった。ボクは、君が話してくれたことが嬉しいよ。つまりボクは、君が、つまり、そうすることができるということを感じられて嬉しいんだよ。」
ゲッタウェイ「うん分かる、伝わっている。」
テイルゲイト「きみはボクにサイクロナスを思い出させる。」

ゲッタウェイ「(息を飲む)」
テイルゲイト「ボクの言いたいことの意味はこうだよ!ボクに思い出させてくれる…
彼はボクが死にかかっていた時にボクの手を取って助けてくれたー
彼は古いサイバトロ二アンで、ボクに合わせて歌を歌ってくれた。彼はボクに歴史も教えてくれそうだった。でも…時間だ。君知ってる?ボクの命は以前よりもっと忙しくなってるの。」
ゲッタウェイ「…」
ゲッタウェイ「いや、いや。良い意味での忙しさだよ。素晴らしくイキイキしてるってこと。」

ゲッタウェイ「動くな。」(突如暗闇に語りかける)

ゲッタウェイ「ハッ!捕まえた!」(ライトで照らすと黒猫のような姿のTF、ラヴィッジが居た)
テイルゲイト「ラヴィッジ!」

ラヴィッジ「明かりを消せ。私は隠れてなどいなかったぞ。マヌケめ。私は飲んでいただけだ。ここは私の居場所だ。」

テイルゲイト「ここに住んでるの?」
ゲッタウェイ「行こうぜ。きみへのプレゼントがあるんだ。」

ー14号室ー
(眠りから目を覚ますサイクロナス。隣のリチャージスラブにルームメイトの姿は無い。)

(スワーブスで仲良さ気に手を繋ぐクロームドームとリワインドの手元を眺めるサイクロナス。)

スワーブ「よぉ、一杯やってくかい?」
サイクロナス「いや、ありがとう。ちょうどリチャージしてきたところだ。」
スワーブ「テイルゲイトは一緒じゃないのかい?」
サイクロナス「何故だ。お前はあいつに会ったか?」
スワーブ「テイルゲイトのホバーボードがゲッタウェイの部屋の外側にあったのを見たかもしれねぇな…」

スワーブ「奢りだ。俺はお前さんにスワースの代金を負ってる。」
サイクロナス「俺はもう何年もこれを呑んでいない。」
スワーブ「こいつは不幸をびしょ濡れにするのにいいぞ。」
サイクロナス「鋼の精神でいるためなのだが。」
(飲み干して立ち去る)

ゲッタウェイ「きみも記憶外科医のようだね。そのはしゃぐ様子は彼らのようではないけれど。」
テイルゲイト「そうだね、そうだよね!驚くべきプレゼントだよ、でもー」(自分の指先に取り付けられた針を眺めてはしゃいでいる)
ゲッタウェイ「きみはどんなにクロームドームの針が好きか、話していただろう?」
テイルゲイト「ボクが?ボクの記憶力ってさらに悪化しているみたい。」

不均衡な三角形

ゲッタウェイ「記憶の針ー
特に最初のクリップはー
精度が追求される。
向きが重要だ。」
テイルゲイト「これは偽物でしょ。本物だったりするの?」
ゲッタウェイ「100%真実に基づいて作っているよ。」
テイルゲイト「すごいや。」

ゲッタウェイ「テイルゲイト。俺は告白することがある。俺はきみに全く素直だった訳じゃないんだ。俺はきみの親友のことがわからない。俺は一緒にー
俺はー」

ゲッタウェイ「すまない。俺は時間を掛けてリハーサルもしてたっていうのに。
きみは俺がもう芸術のように言葉を使いこなしていると思っていただろ?」

テイルゲイト「いいよ。ボクだってオートボットコードについて話すときそんな風になるもん。」

テイルゲイト「例えば、マグナスがボクに言うんだけどさ『授業は第9節まである。サブセクションも合わせると12だ!』って。しかも彼はボクがそれを暗唱するもんだと信じきってる。ボクは条項を混同させちゃって、ボクが彼の秘密の引き出しを台無しにした時みたいな目でボクを見るんだ…そして…」

ゲッタウェイ「テイルゲイト!テイルゲイト、君はコンジャンクス リチュースのことを知っているかい?」
テイルゲイト「いや…本当に知らない。コンジャンクス エンデュラなら分かるよ。でも…」
ゲッタウェイ「コンジャンクス リチュースは儀式のことさ。
2人が彼らの関係を正式なものにできる前に、定められた4つの処置を済まさなければならないんだ。それらは恋愛関係の行為と言われている。4つの行動だ。」
テイルゲイト「話を続けて…」

ゲッタウェイ「わかったよ。まず最初はどこか馴染みのある場所へ行かなければならないー
共有メモリを持つ場所。安心できる場所だ。」
テイルゲイト「ロストライトみたいな?」
ゲッタウェイ「そうさ、それかーそれかヴィセッジとかだな。儀式は親愛の行為から始めるー」

ーそしてそれは通常継続された物理的な接触によって象徴される。

次の行為は発表だ。儀式を始めている者は強烈に個人の何かを現す。彼ら個人だけでは足りない、よりよく見せる光のような何かを。

ゲッタウェイ「俺にはそれが一体全体どういうことなのか分からないんだけどな。」

それは弱点の宣言だ。したがって、信用するらしい。

ゲッタウェイ「行為その3。プロフェレンス行為だ。」
テイルゲイト「何それ?」
ゲッタウェイ「贈り物をすることさ。」
テイルゲイト「へぇ。それから4つめは…?」

ゲッタウェイ「…答えようとしていたところさ。第4は最も重要だ。俺は忘れがたい夜について暴露し、解説しよう。
第4の行為は献身の行為だ。
回答者が自発的であるならば、彼らがコンジャンクス エンデュラになりたいならば、彼らは献身を証明しなければならない。
彼らは何か素晴らしいデモンストレーションをしなければならないだ。うーん…彼らはー」
テイルゲイト「彼らは愛し合っている。」
ゲッタウェイ「そうさ。」
テイルゲイト「ボクにどうしろと言うの?」

(ホワールの部屋の戸を叩くサイクロナス)
ホワール「友達ですか敵ですか?」
サイクロナス「お前が決めろ。」
ホワール「オレが?」(銃口を突き付けながら出てくる)

失敗を残念に思うわ。

サイクロナス「失敗とは?」
ホワール「別に、ただこの状況を見たヤツらはこう言うだろうさ、『どうぞお入りください、話してください、その失敗を残念に思います。』『旅行はどうでしたか?』『何がこの時間この場所にあなたを連れてきてしまったの?』知るか!今までオレは絶対にオマエを楽しませたことなんかないぜ。オレがしてきたこと分かってる?」

サイクロナス「この時計はお前がつくったのか?何故こんなに沢山?」
ホワール「そりゃあオレが間違いをし続けるためさ。」
サイクロナス「俺にはどれも同じものに見える。」

ホワール「オマエが欲しいものは何だ?どうしたい?オマエはオレを悩ませてるゼ。」

(少し迷い口を開く)
サイクロナス「俺はお前とテイルゲイトについて話がしたい。」

サイクロナス「ーある程度、俺は思う、ロストライトが発射してから俺たちは長い時間を共にした。しかし今、彼は彼ならではの時間をとても多く過ごしているようだ。実際彼の時間はほぼ全てー
ーゲッタウェイと一緒だ。
俺は心配している。
ゲッタウェイに大きな利益があるとは思えない。
ゲッタウェイは、テイルゲイトが聞きたいことについて彼に話す。
俺は、テイルゲイトが何を聞く必要があるかについて彼に話す。
俺と彼が互角に話せる話題を除いては。」

サイクロナス「俺はどうするべきか分からん。」

サイクロナス「周囲に話すことも難しい。」

ホワール「オマエさぁ話し相手がオレだって分かってんのかよー
悪いけど、オレがオマエに襲いかかる前に何か言いたいことあるか?」
サイクロナス「ない。」
ホワール「どんなケースだよ…」

ホワール「ハハハハ!オイ、この男はよぉー
ハハハハ!こいつはかなりレアだ。こいつは全くマジで貴重なこった。」

ホワール「近日登場:トリクシィリクスのサイクロナス『オレの友達は新しい友を得る』
ハ!
オマエは悪魔だ!オレはこの話が生死に関わると思ってるゼ。悲しげな顔でウェーンウェーンと泣く関係なんて問題じゃねぇ。
任せとけ。事実をタダでチェックしてもらいな。
全くの偶然の出来事によって、オマエとパニックボタンのテイルゲイトちゃんは結局ルームメイトになった。オマエが満ち足りるにはよ、それを超える他のどんな繋がりがあると思うんだ?オマエが共有できたものは、部屋の扉だけなのか?」

(少し間を空けて)
サイクロナス「俺は彼の命を救った。」
ホワール「それで?だから何だよ?アイツはオマエに借りがある?オマエはアイツに借りがある?アイツが他の友達を作ることは許されねぇワケ?」
サイクロナス「俺は…彼が心配だ。」
ホワール「もう一度問う、何故だ?」

ホワール「オマエの考えはこうだろ、『多分、彼はオマエよりもゲッタウェイの方が好きなんだろう。』
それは誰もが驚くべき考えだって分かるか?
オマエは保証された不同意と葬式みてぇなツラは別として、アイツに何を与えてやれる?
オマエがやるべきことは、窓ばっか見てんじゃねぇってことだ!
オレからオマエへのアドバイスだぜ?
乗り越えてくれよナ。
事実をよく見やがれ…」

ホワール「ーアイツは他の誰とよりも幸せになる。」



サイクロナス「ありがとう。」
ホワール「サイクロナス、待ちやがれ。」

ホワール「この船には他に200名は乗ってるってのによ、オマエはここに来た。オレに会うために。何故オマエはそんなことをした?」

サイクロナス「お前が友好的であるかどうかは関係ない。他の者は俺が聴きたいと思う答えを俺に教えるだろう。ゲッタウェイのことも、テイルゲイトのことも。
お前は気にしない。お前は俺を恐れない。お前は俺を友だとは考えないだろう。
お前は俺に真実を話すと分かっていたので、俺はここに来た。例え、傷付く真実だとしても。
そしてお前はそうした。
それが答えだ。」



ホワール「こんな経験はしたことがなくて、はっきり言え出来なかった…
…オレは『考え直した』みたいだ。」
ゲッタウェイ「本気か?」
ホワール「考え直すわ、オレが提案している全てを。」
ゲッタウェイ「なんてこった。お前マジなんだな。」

ホワール「オレは、それをオレらの考えとは思わないー
ーオマエの考えだ。実は、だから、なあ、率直に言おう。それはほとんどお前の考えだー
オレはオマエが武器としてテイルゲイトを使うべきじゃあねぇと思うわ。」

アトマイザー「お前が戦いを吹っかける方法さえ知ってりゃ、我々はこんな状況にないだろう。」
ホワール「あー、オマエやっといてよ、アトマイザー。メガトロンが噛みついてこなかったのだって俺のせいじゃねぇと思うし。」

ゲッタウェイ「いいや、『考え直す』必要はないさ。俺が彼の警戒を解き信頼を得るだけに時間を費やしたわけじゃない。もう一つ…」

…罠は既に作動した。

テイルゲイト「きみはボクがメガトロンの部屋に忍び込んで彼を洗脳することを望むの?」
ゲッタウェイ「それはシャドウプレイと呼ばれている、シンプルなものさ。俺は彼がリチャージ中の時にきみが中に入れるように彼のドアの鍵を無効にしておくからね。」
テイルゲイト「どうしてそんなことを?ボクはクロームドームみたいな記憶外科医じゃないんだよ。それにー
それにスカルプだって居るじゃない。
彼らは専門家でしょ。」
ゲッタウェイ「針がすべての仕事をしてくれるさ。俺は特別な反悪者ウィルスで彼らを動けなくしておくよ。」
テイルゲイト「でも、ボクはシャドウプレイなんて間違っていると思うよ…」

ゲッタウェイ「それは違うよ。俺たちしている全てはー
ウィルスがしている全てはー
非常に用心深いことなんだよ。
大きな痛みも伴わず、メガトロンの邪悪な思想を取り除くんだ。」
テイルゲイト「メガトロンの邪悪な思想?」
ゲッタウェイ「彼を悪くする全てのものだよ。」

ゲッタウェイ「見てごらん、彼は良い行いをしようとしている…でもきみは自分自身に尋ねなくちゃ。『彼みたいなヤツが、本当に変わることができるの?』
もし出来たとして、彼が本当にそうしたいならば我々は彼を助ける義務があるんじゃない?彼が変わっていると確認できる?」
テイルゲイト「ボクはそう思うけど…」
ゲッタウェイ「俺たちが介入しないと彼は元に戻ってしまうよ。彼が戻ったら、なんてことだ、ボーイスカウトくん…彼はみんなを殺してしまう。俺はこの船のみんなが好きなんだ。」

ゲッタウェイ「この船のみんなを愛しているんだ。」

テイルゲイト「ラヴィッジはどうするの?」
ゲッタウェイ「一旦きみが部屋に入ったら部屋を調べるためにこれをつかってよ。(ライトを渡す)きみはそれの使い方を見ていた、そうだろう?ボタンはここだ。もしきみがラヴィッジを見つけたら、弁解をして立ち去ってくれ。」

ゲッタウェイ「そんな感じでよろしく。待っているよ。」
テイルゲイト「きみはボクが今それをすることを望むの?」
ゲッタウェイ「今してくれるなんて完璧だよ!メガトロンは毎週同じ時間にリチャージするからー
そしてそれは彼が今リチャージ中であることを意味する。」

テイルゲイト「ははは!うん。わかった。わかったよ…
少し怖いな。」

テイルゲイト「俺だって怖がりだよ!俺にはきみがしようとしていることを起こす術が無い。きみはコーカシアの戦いを知ってるかい?それはメガトロンとの戦いだったんだよ。彼が起こした戦争だ。俺は彼が俺の友達を殺すのを見るのに間に合うタイミングで着陸したんだ。俺は戦いから逃げたんじゃないんだ、ボーイスカウトくん。メガトロンから逃げたんだ。」

ゲッタウェイ「分かってー
きみの限界に託すことを不名誉だなんて思わないよ。我々の最高でさえ、失敗する。
もしきみが行動を起こす勇気があると本気で感じないのなら、こう言うんだ。『ボクはきみが勇気があると思ったボットではありません。そしてボク達はこの会話の全てを忘れます。』
テイルゲイト「全部?」
ゲッタウェイ「えーと、つまりね、俺たちは再び4つの行為をはじめないといけない。そうすることになったら、俺は君が献身を示すことができる他の方法があると確信しているよ…」

ゲッタウェイ「決して押しつけるというわけじゃないけれど、サイクロナスはメガトロンから全てのクルーを救おうと努めるだろうさ。」

テイルゲイト「113号室に行けばいいんだね?戻ってくる時はひどくボコボコにされているんだろうな。」

彼はそう言って10分くらい前に出かけていったよ。

ホワール「なんだと。今そんなことが起こってるってか?」
ゲッタウェイ「落ち着けよ。全て計画通りさ。それは全て(どんな結果になっても)価値がある。
ラヴィッジの探知機は無効化しているんだ、例えテイルゲイトが行動しなくても今がチャンスだ。
彼がメガトロンの首を刺すなら…そうだな、針が偽物であることは重要ではない。
記憶外科恐怖症が内在している彼がマインドハックをされていると思う限り…」
ホワール「メガトロンはテイルゲイトを殺すだろうな。お前も分かってる、だろ?」

メガトロンが起きたら、死ぬほどテイルゲイトを叩くだろうね。

(一方その頃、メガトロンの部屋の前にて)
テイルゲイト「いくぞテイルゲイト。きみならできる、きみならできる、きみならできる、きみならできる。」

ゲッタウェイ「おい、俺はあの子を悪魔の巣におくるのが好きではないんだぜー
ーでも、俺はオートボットバッジを得ている不潔なファシストの汚らわしい殺人者が好きじゃない、最高司令部がバックについてるお気に入りのお利口さんめ。
メガトロンに報復するならば、2つのことの内1つは起こる。」

ゲッタウェイ「どうなろうと途中経過の断片をヤツに突きつけてメガトロンを射殺する。(彼らが十分に興奮するかどうかは神のみぞ知る。)またはヤツは収監されセイバートロン星に送り返されるー多分、死刑にさえなりうるーかわいそうなミニボットを台無しにしたために。
遅れはしたが正義は執行される。俺たち全員で推し進めることができる。」
ホワール「やー、そうかね。オレは理論を得たゼ。そいつはオレを悩ます実刑だ。テイルゲイトの処刑じゃねぇか。」

ゲッタウェイ「わかったよ、そうだな、俺たちがこの話をしたことは、よかったよーごめんな。お前は今、俺が計画のために保持しておいた脳神経の残骸すら失った…」

(ホワールの後頭部がナッシガンで撃たれる)
ホワール「グゥ!」
ゲッタウェイ「…ハズレを引いたと思うよ。」

アトマイザー「俺のナッシガンだ、覚えているか?再び良い機会を得られる時を待ってた。」

ゲッタウェイ「これから起ころうとしていることはこうだ。お前は気絶することになる、お前が起きる時…お前はこの事業の些細なことでさえ忘れる。
逃れようとしたお前の努力に拍手を送ろう、それらはとても無駄なことだがな。
強力なナットボルト(ネジ)でさえ思考弾丸を上回ることはできないんだ。
テイルゲイトはお前を呼ぶだろうな、ところで、俺たちはそれについて笑ってやる。
もしもし?」
アトマイザー「もう忘れてるさ。」

…彼の心は別のどこかにある、

Tenにお絵かきしている誰か「ホワール?」
ホロアバター ホワール「うぐぅ…場所間違えた…角度が間違っている…」

(ついに扉を手をかけるテイルゲイト)

ベロシティ「誰なのー」
ホロアバター ホワール「だれか、動くのを止めるようにこの血まみれの船に言ってくれねぇか?ベアリングもできやしねぇ…」

ゲッタウェイ「よしよし、おやすみ、リトルサイコパス。」

ー14号室ー
(サイクロナスが眺める窓の外にホワールのホロアバターが現れる。走り出すサイクロナス。)

ゲッタウェイ「オゥーやぁ、サイクロナス。多分後でお前を捕まえに行くぜ。」

サイクロナス「何があった?お前が窓の外に見えたがー」
ホワール「あん?うるせえな!一人にしてくれ。頭痛ぇんだよ。俺は今日は客なんて迎えないゼ。」
サイクロナス「何を言っている?俺はここにいた…」

サイクロナス「…数分…前…まで。」(ホワールの部屋の時計は全て『1:13』と表示されている)



(メガトロンに忍び寄るテイルゲイト。113号室へ走るサイクロナス。テイルゲイトの針は今にもメガトロンの首に刺さろうとしている)

ラヴィッジ「メガトロン!」

(目覚めたメガトロンはテイルゲイトの頭をヒビが入るほど鷲掴む)
テイルゲイト「ぅく!」

(駆けつけたサイクロナスはメガトロンとラヴィッジを躊躇なくボコボコにした)
サイクロナス「急げ。」

(手を取り合って走るサイクロナスとテイルゲイト)
サイクロナス「大丈夫か?」
テイルゲイト「ううん…何が何だかわからない。」
サイクロナス「お前は、あの場所で何をしていた?!」
テイルゲイト「ゲッタウェイが、彼は捕まえられちゃうよー
反悪者ウィルスがあるし、ボクも同意してー」
サイクロナス「何ウィルスだって?」
テイルゲイト「えと…反悪者ウィルス?それは…



どうしよう。」
サイクロナス「ハメられたようだな。」

テイルゲイト「どこに向かっているの?」
サイクロナス「外だ。」
テイルゲイト「でもボクたち、ここが好きだよ!」
サイクロナス「俺たちはメガトロンを攻撃した。まさに今、俺たちの好きな全てとは隔たりがある。」

(警報が鳴り響く)
サイクロナス「くそ。」
テイルゲイト「きみは4つの行為について耳にしたことはある?」
サイクロナス「おいおい、テイルゲイト、今は警報がー」
テイルゲイト「いいの、きみはそれについて知っているでしょ?」
サイクロナス「何故だ?何故お前は今それを俺に話す。」
テイルゲイト「正当な問いだよね、分かったよ…」

(テイルゲイトは自分が死にかけた時のことを思い出す。サイクロナスが手を握ってくれたこと、側にいてくれたこと、彼に弱音を零したこと、自分が彼に欠けていた方の角をプレゼントしたこと、サイクロナスが命かけて自分を救ってくれたこと)
テイルゲイト「…ボク、準備ができているよ。」

(突如目の前の扉が閉まり追い詰められる)
追手の乗組員「止まれ!
全てのドアは閉ざされた。どこにも行けやしないぞ。さあ、こちらを向け…ゆっくりとだ。」

(テイルゲイトがサイクロナスのグレートソードに手を伸ばす)
追手の乗組員「あいつ武器に手を伸ばしているぞー撃て!」



(テイルゲイトを抱きかかえ銃弾の雨から守るサイクロナス)
サイクロナス「じゃあな、かわいいやつ。」

追手の乗組員「撃方止め。」
追手の乗組員「やったか?」

(倒れて動かないサイクロナス)
テイルゲイト「サイクロナス?」

テイルゲイト「サイクロナス?」

(突如テイルゲイトから光が溢れ、光は船を包み、静まった)

続く
Q1:オールヘイルメガトロンはどんなお話?
シェーン先生…戦争の話だよ。敵がどれだけヤバいか分かればさらに臨場感は増すだろう。いつもオプティマスが勝ってばかりではそれは分からない。敵のヤバさを伝えるために、一度敵に勝たせてみたんだ。メガトロンが勝利したらどんなヤバい世の中になるのかを見せたかった。
グイド先生…ハートオブスティール終わった後くらいにIDWからAHMのオファーが来たよ。

Q2:今の仕事に就いた理由は?
シェーン先生…元々趣味で書いていたんだ。ある日誰かに「どこの事務所に所属しているの?」と訪ねられて、なるほどその手があったかと思った。自分の人生の意味が分かったよ。
グイド先生…僕はトランスフォーマーとダイアクロンが大好きだからかな!自分で描いてみたかった。小さい頃、小学校とかであまり成績が良くなくてさ、親に「成績が良くならないと、もうトランスフォーマーのコミックを買ってあげないよ!」と言われて「じゃあ自分で描く!」と思ったんだ。

Q3:漫画のデバスターはトイに付いていた胸パーツがないけれど、それはどうして?
グイド先生…オールヘイルメガトロンまではIDWのコミックでデバスターに合体したことがなかったんだ。AHMで初めて合体したんだよ!あのデザインは無駄なパーツを無くし、いかに合体するかを考えて生まれたプロトタイプのようなものかな。

Q4:オールヘイルメガトロンのキャラクター達がアニメ調のデザインになった理由は?
グイド先生…ファンからして一番認識しやすい愛着のあるデザインにしたんだよ。僕らの好みだとシーカーズはF-15が良いしね(笑)
シェーン先生…自分が小さい頃に一番かっこいいと思ったデザインで作りたかったんだ。日本のアニメ作品みたいな、シンプルだけどインパクトのあるデザインを希望したよ。

Q5:ハートオブスティールは産業革命の時の話ですよね。何故その話を作ろうと思ったの?
グイド先生…舞台は南部戦争の後で、今のような機械がない時代だ。そんな時代だとどんなデザインになるのか、チャレンジしてみたんだよ。

Q6:何故AHMの最後にサンダークラッカーが爆弾を持っていったの?キャラクター達の役回りの位置付けの理由は?
シェーン先生…日本で認知されている設定かは分からないけれど、自分がオールヘイルメガトロンを書こうとした時、サンダークラッカーはディセプティコンのやり方に疑問もってるという設定があったからだね。それぞれのディセプティコンには役割があって、例えばメガトロンならば究極のディセプティコン、スカイワープは流儀無く暴れたいだけ、そしてサンダークラッカーはディセプティコンの流儀を持っているというキャラクターなんだ。

Q7:EOSでは、何故ギガトロンやグリットというキャラクターが選ばれたの?
シェーン先生…トランスフォーマーの全てのはじまりは日本、日本をリスペクトしてだよ。それにドリフトと同じように日本的なキャラクターを出したかったんだ。

Q8:パーセプターはアニメだと穏やかな科学者だけど、漫画では鋭い狙撃手…何故こんなに大きく変わるキャラクターに選ばれたの?それからパーセプターのデザインについて何か逸話はある?
シェーン先生…オールヘイルメガトロンの本当の意味は戦争に関する物語。両軍共に自分達こそ正義だと思っていて、そのために闘う。闘うことでオートボットも優しさを無くしていき、ディセプティコン寄りの思考になっていく…パーセプターはその象徴。優しさを無くした普通の科学者が狙撃手になる、戦争被害者の一人なんだ。
グイド先生…精神的にだけでなく、肉体的に一目見れば分かるような変貌だね。片目を失くしてアイパッチになったように…体まで戦争で変わったんだ。

Q8:オールヘイルメガトロンでボツになった構想はある?
シェーン先生…かなり書きたかったのは番外編でドリフトVSフレンジーとか、ドリフト・ブラー・パーセプターの話とか…色々いっぱいあったよ。

Q9:AHMの作画はどのように描き上げられたのですか?
グイド先生…台本が完全に出来上がったところから仕事をしたよ。一場面ずつ画にしていった。逐一シェーン先生にアドバイスを貰ったよ。

Q10:ジェットロン達はお互いをどう思ってるの?
シェーン先生…そもそも何故シーカーズがF22からF15に姿をかえたのか。スタースクリームはメガトロンが自分で破壊大帝の地位を勝ち取ったように、ジェットロンのリーダーを勝ち取った。他のシーカーズがスタースクリームと同じビークルに姿を変えたのも、実は彼を尊敬してるからなのかもしれないね。
スカイワープはただ喧嘩がしたいだけ。
サンダークラッカーは自分にとって正しいことをやりたい。
スタースクリームは貴族のように上に立ちたいが、力より頭を使いたい。

Q11:ドリフトって元々は飛べたのに、サークルオブライトに改造されて飛べなくなったの?シーカーって呼ばれていたような…
シェーン先生…ドリフトのビークルモードはウィングが選んだ。ドリフトはウィングを尊敬しているので、彼が決めたそのビークルを使い続けてるんだ。

Q12:メガトロンはどうしてドリフトを自らスカウトして、名前まで付けたの?
シェーン先生…メガトロンがデッドロックを見て感じたのは、互いに利用できるということ。歴史上の人物が部下を選ぶ時もそんなところがあるね。

Q13:G1アニメって結構キャラクターの縮尺が適当だけれど(面白いから好きだよ!)漫画はどう?あんまりメガトロンやサウンドウェーブが縮んだりしないよね。
シェーン先生…リアリティーを求めているのではなく、サウンドウェーブが小さくなったりメガトロンが銃になって持たれたりする場面がストーリーに使われなかっただけ。僕にとって唯一大きさの変更を楽しめたのはデバステーター♪本当は彼らが合体したってあんなに大きくはならないハズだけど、インパクトのためにどーんとでっかくしたよ!

Q14:ドリフト誌の最後で、何故ドリフトは急に日本に来たの?(笑)
シェーン先生…2つ理由がある。最後の1ページはグイド先生に描いて欲しかったんだ。グイド先生と僕がドリフトの2人の父親さ。
あとはオールヘイルメガトロンであまりビークルモードにならなかったから。日本がドリフトにあのビークルデザインを与えたんだ。日本がドリフトに影響を与えたこと伝えたかった。ウィングが死んで悲しみ、そこから復活して幸せを取り戻した。ウィングが死んでから彼が一番幸せを感じたのは、あの場面なんだよ。

Q15:オールヘイルメガトロンの時にショックウェーブはなにしてたの?
シェーン先生…海でバカンス中かな(笑)

Q16:メガトロンが銃に変形して部下に撃たせてるってどう思いました?
シェーン先生…クール!メガトロンはそれだけ自信を持っているんだ。部下に身を任せても大丈夫だという自信や信頼があってメチャクチャかっこいい!
グイド先生…武器に変形するのは他のディセプティコンになくてかっこいいし、左右非対称のデザインもかっこいいよね!

Q17:ダイアクロンを知った時にどう思った?
グイド先生…イタリアではトランスフォーマーより先にダイアクロンやミクロマンが来たから親しみがあったよ。トランスフォーマーが始まった時に「やった!ダイアクロンのアニメきた!」と思ったらトランスフォーマーだったよ(笑)

Q19:次のトランスフォーマーコミックが邦訳されるなら、どのシリーズを出して欲しい?
シェーン先生…ドリフト!(即答)鉄腕アトムとか、日本のアニメが大好きだよ。あとさっき話したオールヘイルメガトロンの番外編を日本向けに出したいけれど、そこは権利問題が…(笑)
グイド先生…レッカーズ!ドリフトの後にEOSもね。オールヘイルメガトロンとの繋がりもあるし、ギガトロンやヘルバットなど日本のキャラクターも出るし♪

Q20:今までIDWのコミックに出てないキャラクターで、次に日本生まれで出したいキャラはいる?
グイド先生…ブラックザラック。マスターフォース辺りの平成三部作の悪役が大好きだよ。ライザック、ブレストフォース…合体もして欲しかったけれど、ヘルバット死んじゃった…「オオウ!」と思ったよ!
EOSにヘルバットが出てきて嬉しかったのに(>_<)
シェーン先生…ごめんみんな殺しちゃって(笑)

Q21:ジェットジャガーとドリフト戦ったらどっちが勝つの?
グイド先生、シェーン先生、マット先生…ドリフト(笑)
マット先生…ジェットジャガー!(小声)

Q22:名前だけでかっこいいと思うトランスフォーマーは?
シェーン先生…メガトロン。爆弾や爆発の意味がある。強さと恐怖を象徴する名前は他にないさ。
グイド先生…ガルバトロン!
マット先生…デスザラス~!

Q23:ドリフトの車体に「侍」という字が入っているのはドリフトの趣味?
シェーン先生…おそらく本人の趣味だね。ビークルモードのデザインも日本と共感するとこあったしね。
ドリフトが日本に来た時もアメリカのファンより日本のファンが優しかったんじゃないかな(笑)
それが番外編っていうのはどう?
※FREE COMIC BOOK DAYにて無料で頂けたリーフになります。

(丘で木々が燃えている。向こうには観覧車が見える。)

消防隊長「行け、行け、行け、みんな!」
「この火事を俺達が食い止めてくれると誰もがあてにしているぞ!」
消防員A「上空援護はどのようなものがありますか、キャプテン?」

消防隊長「彼らはまだ20分以上は来ないな。」
「そしてファン ア ラーマはそんなに長くは持たないぞ。」
「全員避難したのはいいが、まだスペースバトル7に乗って居ない俺の娘に、明日なんて説明すればいいんだ。」
「つまり俺らがやらなきゃならないってことだ!」
「俺達で火事を食い止め…」

ドスン

消防隊長「…あー。」

ドスン ドスン

ドスーン ドスーン ドスーン

消防員B「何事でしょうか?」
消防隊長「火ってのは変な音を立てるもんだ。」
消防員C「しかし…」
消防隊長「いいや。俺が知っている事柄の一つだよ、これは…」


いくらか離れた場所。
素早く踏みつけている…

近くに…何もやって来る気配はないわ。
火種を踏みつけて窮地を脱しましょう!

グリムロック「ドスンドスンドスーン!火を踏みつけて、一発逆転!」

(火災現場周辺の木々を踏み倒して燃え広がりを抑えるグリムロック)

火事に備えろ!

グリムロック「ドスーン!ドスン!」
ストロングアーム「その調子よ。サーグリムロックは人々を助けているわ。
規則第7-20-7-Cによると、常に自国の民と資産を保護すること…」
グリムロック「見られちゃダメなんだぜ!」
ストロングアーム「…密かにね。とにかく、補佐官さん―」

ストロングアーム「―私達はディセプティコン停止ポッドを見つけたわ。
そしてこれは空っぽ。
私達は周辺から徹底的に探しましょう。」

グリムロック「くん、くん」
ストロングアーム「においが分かるの、グリムロック?」
グリムロック「ああ。丘を火が通り過ぎたにおいがする。」
ストロングアーム「ハァ。行方不明の囚人はここにいるのかもしれないわね。
この火事に関連があるかどうか確かめないと。」

(バンブルビーに通信を入れるストロングアーム。

バンブルビー「万事よくやってくれたな、ストロングアーム。」
ストロングアーム「私の任務を果たしたまでです、隊長。」
バンブルビー「フィクシット、未解明のディセプティコンはどいつだと思う?」

フィクシット「監獄船が墜落する前は逃亡なんていう不足の事態なんてありませんでしたのにー。
受け入れ難いですわ。」

フィクシット「ん゛、ん゛ー 放火に関する容疑者ですねー!
有力候補はこいつですー…、フレイムフェザー。
こいつは燃えていない時でも排気が臭いんですって。
つまりいつも臭いってことですわ。」
バンブルビー「分かった。」


バンブルビー「団結して行くぞ、ストロングアーム。
オレはサイドスワイプを引っ張っていくからそうしたら…
そうしたら…
…サイドスワイプはどこ行った?」
デニー「どこだろう?息子と出かけていたよ。」

(丁度ラッセルがサイドスワイプに乗って帰ってきた。)

バンブルビー「サイドスワイプ!」
サイドスワイプ「ハハハ―」
スワイプ&ラッセル「―あー、オウ。」

サイドスワイプ「呼んだか、ビー?」
ラッセル「サイドスワイプを大目に見てやってよ。
走り回る事は思っているよりスクラップ場での楽しみとして通用するんだからさ。」

サイドスワイプ「デニーの息子ったらふざけたこと抜かすぜ全く。
で、俺達これから出動?」
バンブルビー「お前はどこにも出動させない。」


サイドスワイプ「ハァ?!」
デニー「お前もだぞ、ラッセル。」
ラッセル「もう、最悪、パパ!ぼくたちちょっと遊び回ってただけじゃん!」
バンブルビー「そこがポイントだ!」

バンブルビー「お前はストロングアームの状況報告を聴き漏らしたな。」
ストロングアーム「規則第66-3-21によると、進行中の任務に関するフィールドレポートは義務である!」
バンブルビー「俺達の不注意で逃げられたディセプティコンが世界に解き放たれたならば…」

バンブルビー「見ろ。(胸のオートボットのシンボルを指差し。)
このシンボルは俺達がオートボットであることを意味する。
俺達は一緒に取り組むんだ。俺達は人々を守る。
―そして俺達は遊び回ったりしない。」

デニー「ヘイ、バンブルビー、―助けになれると思うよ。
ほら、私はその界隈で時間を過ごしたものだからね。」
ラッセル「ウゲー。今日は悪いことに悪いことが重なる日だ。」
バンブルビー「俺はどんな利点でも採用するよデニー!乗って―」

バンブルビー「―気分アゲアゲで出動だ!」
サイドスワイプ「なにそれ。」
バンブルビー「俺、あの、スローガンについてはまた考えとくよ。」(走り去る。)

(基地で火災現場の様子を眺めるラッセルとサイドスワイプ。一人はしゃぐフィクシット。)

フィクシット「誰かボクとフル スペクトル診断で競争したい人居るー?」
ラッセル「ねぇ、この火災現場ってファン ア ラーマにすっごく近くない?」
サイドスワイプ「何だそのファン ア ナントカって?」
ラッセル「ファン ア ラーマについて聞いたことないの?」

サイドスワイプ「ラッセル、相棒。俺は別の惑星から来たんだぜ。
流行はキープしときたいけど、俺は何についても聞いたことないよ。」
ラッセル「ファン ア ラーマっていうのは今までで一番大きな遊園地なんだ。」
「ローラーコースター、3Dアドベンチャーライド、自然な動きをする恐竜。
全部あるよ!」

ラッセル「僕が小さかった時、パパは僕を連れて行ってくれたんだ。」
サイドスワイプ「それ楽しそうじゃん。」
ラッセル「さらに明日は新しい乗り物のスペースバトル7が解放されるんだよ!」
サイドスワイプ「ナントカナントカ7って何だ?」
ラッセル「新しい映像物かな?僕を信じて、素晴らしいことになるから。」
フィクシット「君には本当の楽しみが必要や。」

(悪い顔で見つめ合うラッセルとサイドスワイプ。)

フィクシット「6時間も診断に没頭してたら驚くで~!」
「その時はボクら全員が真の楽しみを理解し始める時ですわ!」

フィクシット「オーフ!このワイヤーは観察する必要があるなぁ、丁寧になー」
「ん゛ん゛ー―メンテナンスや!見てー?楽しいな~!」

(フィクシットが機材の整備に夢中になっている間にこっそり出ていくスワイプとラッセル。)

(一方その頃、丘を捜索中のグリムロックとストロングアーム。)
グリムロック「くんくん、くんくん」
ストロングアーム「相手はあなたがにおいを辿るのと同じくらいの速さかしら?」
グリムロック「ディセプティコンを追跡するのは大変なの!」
「こっちだ!」

グリムロック「熱心な心と鋭い感覚が必要なんだぞ、ストロングアーム。
真相を分かっておいてくれよな。」

ストロングアーム「んー、うーん、正当かしらね?」
グリムロック「おう!やっぱりほとんどのボッツは小さい物事を取り逃すんだよな。」

グリムロック「お、ここでフレイムフェザーと別にもう1台トラックが加わったみたいだ。」
「車かな、俺の専門家の意見では。」(地面のタイヤ痕を観察しながら。)
「それからもう2セット足跡があるぞ。ひとつはマジで小さいな。
そしてそれは全部突然消えちまっている。」
バンブルビー「グリムロック…」(背後からのっそり現れる。)

グリムロック「うわっ!」
バンブルビー「嬉しいよ。お前とストロングアームが加わってくれてさ。」
「俺達はフレイムフェザーの足跡に続こう。
ただ俺には理解できないんだけどさ…」

どうしてディセプティコンがファン ア ラーマに行きたいんだろう?

(一方その頃、夜の遊園地を満喫中のラッセルとサイドスワイプ。)
ラッセル「誰がここで我慢したいなんて望むかな?!」
「ええと、ボクには開園中に君がここに入れるとは思えないよ。」
「君はどの乗り物に乗ろうにも背が高すぎるだろうしさ、サイドスワイプ」

サイドスワイプ「それでも俺は、俺達で任務を果たすことに決めたことと、手伝ってくれたことが嬉しいよ。
ビー達はここを覗くことを多分忘れるだろうしな。
俺達で遊園地をオールクリアにしてやろうぜ。」
「そうしている間、しばらくクールな景色でも見ておくか…」
ラッセル「楽しいことが空っぽにされた時にイメージしなきゃね。
夜中にやるのはマズいけどさ。」
サイドスワイプ「そういえば…ここはいつオープンするんだ?」

ラッセル「あぁ、そうだね…明日はスペースバトル7ライドの大デビューだよ。
火事でも火事じゃなくっても、皆それを飛ばしたりはしないだろうね。」
サイドスワイプ「きっちりしてんなあ。そいつはクールだ。
この場所がいっぱいになる前に俺はここから出たいね…」
「…あと俺達がこっそり逃げたってバンブルビーが気づく前に。」

フレイムフェザー「オートボット…」

フレイムフェザー「いつもいつも、オートボットめ。」
「いいさ、ヤツらを避けることができないんだったら―」

(物影に潜んでスワイプ達を見ていたフレイムフェザー。飛び出して火を吐きかける。)
サイドスワイプ「ラッセル―気を付けろ!」

ラッセル「ねぇ、僕達ディセプティコンを見つけたみたいだ!」
サイドスワイプ「あぁ、俺もそう思うよ…」

サイドスワイプ「…今倒してやる!」(顔面に飛び蹴り。)
フレイムフェザー「ウフゥ!」

フレイムフェザー「放っとけよオートボット!」
「オレはこの岩の星から出ていきたいだけだ!」

サイドスワイプ「ふーん。あんたには教えてやりたくないけど―」
「―あんたが地球から離れるチケットを探しているならば―」

サイドスワイプ「―あんたが来た場所は間違ってるぜ。」
「あいつどこ行った?」
ラッセル「僕にも見えなかったよ。凄く忙しなくて素早い火だね。刺激的だった。」

サイドスワイプ「刺激的じゃないさ、向う見ずだった。」
「ビーは正しかった。俺はお前をこんなことに巻き込んじまって。
ちょっとした楽しみになると思ったんだ。
実はフレイムフェザーがここに居るとも思ってなかったし。」

バンブルビー「それを聞けて嬉しいよ、サイドスワイプ…」
「だが、ここでお前を見つけたことは嬉しくないな。」
ラッセル「バンブルビー!」
デニー「家に居るように言ったはずだぞ、ラッセル!」
ラッセル「ごめんなさい、パパ。僕サイドスワイプに“世界で一番面白い場所”を見せたかったんだ…」

サイドスワイプ「フレイムフェザーはこの公園のどこかに居る。
遊びに飢えた人間がはびこる前に俺達はすぐあいつを見つけ出すしかない。」
ストロングアーム「規則第16-Aによると、容疑者を他の誰かの指定地区に残してはならない。」
バンブルビー「君がそれを言うとは思いもよらなかったよ…」

…ともかく、火を吐く鳥をこの遊び場から排除するために捜索するぞ!

バンブルビー「あいつが何を望んでいるのか分かることさえできればなあ。」
ラッセル「彼は地球から離れようとしていると言っていたよ。」
バンブルビー「うーん、なるほど…
だけどここはセイバートロン星へヒッチハイクできるような場所じゃないだろう。」
サイドスワイプ「あいつ遊びにきただけなんじゃねえの?
つまり、そういうワケで俺は来たんだし…」
ストロングアーム「規則第14-8-23によると、通信路は重要なメッセージのためだけに存在する、サイドスワイプ。」
サイドスワイプ「…ほとんどのセイバートロニアンが俺ほど遊ぶのが好きってワケじゃねーよな。」

グリムロック「んー、こいつは?おれ、親戚に会ってるってことでいいのか?」
サイドスワイプ「それは機械の像だよ、グリムロック。見ろよ、ここにあるものは全部見かけだけ―」

サイドスワイプ「―装ってるだけなんだよ。」
「みんな、予想がついた。フレイムフェザーの望むもの…」

…そして俺達が行くべき場所が分かった!
(宇宙船の形を模したアトラクション、スペースバトル7へ移る)

サイドスワイプ「よお、ダサフェザー…」

サイドスワイプ「これをあんたに教えてやりたくはないんだけどさ…」
「…けど、このスペースバトル7はただの乗り物なんだよ。
本当の宇宙船じゃねえの。」
「事実こいつはただの3Dライド―あんたは文字通りどこにも行けないってワケ。」

サイドスワイプ「わかった、わかった―」
「―これだけ過剰な宣伝された後じゃなぁ―」
「―そいつは俺にとっての失望の種でもあるんだぜ。」

フレイムフェザー「オレはここから出ていきたい―どうしてオマエはオレの夢を潰す?!」
サイドスワイプ「ヘイ、遊園地の関係者がやったことだ、俺じゃねえ!」

サイドスワイプ「よっ、ストロングアーム!
お前その行動のための規則でも見つけたのか?」
ストロングアーム「率直にやってるだけよ!」(高い建物から飛び降りて、飛んでいるフレイムフェザーを締める。)
バンブルビー「サイドスワイプ、いいんだよこれで。規則が全てじゃないさ。」

フレイムフェザー「宇宙船を寄こせ!!」
ラッセル「この願望が彼を狂わせているみたいだね。」

バンブルビー「良い…ポイントだ。今すぐ…」
「だれか…」
「何とかしてくれ!」
「これは…命令だ…」(怒り狂ったフレイムフェザーに圧されながら。)

ストロングアーム「プランはあります。あなたがもう一つの規則を気にしないならですが。」
「規則第7-20-7-Cによると、常に自国の民と資産を保護しなければならない。(口笛)」

グリムロック「イェーイ、こっそり!」
「ドッスーン!」(高所からフレイムフェザーの上に飛び降りてくる。)
フレイムフェザー「ウゥウッフ!」

ストロングアーム「グリムロックが“こっそり”ってどういう意味なのか理解しているとは思えないわね。
でも、十分な成果だわ。」
グリムロック「ドスンドスンドスーン!」
ストロングアーム「今は落ち着きなさい、グリムロック」
フレイムフェザー「ハァ」(お縄をかけられながら溜息。)

バンブルビー「ありがとう、みんな。危うくやられるところだったよ。」
サイドスワイプ「命令違反して悪かったよ。
でも、そのおかげで上手いこと行っただろ?
サイドスワイプ無しじゃ勝つことが出来なかった、だろ?」
バンブルビー「そうだな。やっぱり、お前はフレイムフェザーを基地に戻す運搬係な。」
サイドスワイプ「アー」
ラッセル「ねえ、朝だよ。ってことは―」

―遊園地のゲートが開くってことだ!どうしようバンブルビー?君に作戦があるなら教えて!

それからすぐ…
デニー「その、あー、それらの焦げ跡は確かに計画にはなかったんです。
でもスペースバトル7は、いやー、鳥は幾分激しく故障していましたからね。」
「この新しいダイノ―えー、ダイノユニットには目的を達成してもらいますので、こっちはどこにも行きませんから、それは確かです…はい、はい。」
警察官「ふーむ、これは非常に珍しい。
しかしこれだけ大きな初演が何の支障もなしに終わるとも思えませんからね。」
(何とか危機を乗り越えた様子のデニー達。)
女の子「行こうよ!」

女の子「早く、ママ!あそこだよ、パパ!スペースバトル7!」
「行こうよ行こうよ行こう~!」
お母さん「落ち着いて―その乗り物はここにだけあるわ、あなたのパパのおかげでね。」
「彼が一晩中火と戦ってくれなかったこの場所は全て焼け落ちていたかもしれないのよ。」
消防隊長「おうよ、そうとも。さあ並ぼうか…」

消防隊長「…この像、何か俺をゾッとさせやがる。」
グリムロック「閉園するまで隠密したままでいなきゃな…全部で16時間…」
「…動いちゃダメだ動いちゃダメだ動いちゃダメだ…」
「…16時間は長すぎるぜ…」
今回の事件は上手くいったな。
フレイムフェザーはダウンして…それにはバンブルビーと彼のチームが関与している。

ウルトラマグナス「…まさに我々が避けたいと望んでいたことだ。」
「彼は我々が何をしているのか理解していない。」
バルクヘッド「彼は俺達の友人じゃないか、ウルトラマグナス。
お互いにひどく怒っている理由なんて無い。
俺達はまた一緒に働くことができる!」
「アーシー、彼に少しでも同意をとってくれよ。」
アーシー「ごめんなさい、バルクヘッド。
私達がしていることは友情の妨げにもなり得るあまりに重要なこと…」

アーシー「…次は何がくるかしら―」
ウルトラマグナス「次で彼らが真実にオートボットであることを証明してくれるだろう。」

----------------以下感想----------------
・アドベンチャーに出てくるTF達はディセプティコンだろうとオートボットだろうと大体「帰りたい」って言いますね…住みなれない星よりはっていうのもあるのでしょうけれど、今のセイバートロン星はそれだけTF達にとって帰りたい場所なんだって思うと、涙腺が。

・サイドスワイプがラッセルに「俺は別の惑星から来たんだぜ?」って当たり前のことを話すけれど、改めて言うほどお互いに仲良しなんですね。相棒呼びも凄く和みます。それだけ仲が良い友達なのに普段の遊びは概ねドライブ。一緒に遊園地に行ったりすることはできない…でもこの星の楽しい場所を見せてあげたいラッセル。涙腺が。

・フィクシット、一緒にお留守番する相手がいて嬉しかったんだろうな。一人で黙々と基地の修理やらなんやらしている時もその仕事に楽しみを見出して前向きに頑張っている一面を垣間見て、涙腺が。

・グリムロック本当良い子だね。天使かな?

・ストロングアームちゃん、規則を大事にしているけれど、その中にもちゃんと優先順位があって迷わず動いてて、すごくしっかりしている頼もしい子!だけど、コマの後ろでサイドスワイプと相対している時のプクーってしているお顔がとても可愛い。その反面がいいなと思いました。

・デニーとビーちゃんが保護者同盟みたいで可愛いな、仲良いなぁ。

・「気分アゲアゲで行こう!」は直訳すると、「エンジン急回転(or調子を上げて)、抜群にだ!」みたいな感じでした。アニメを日本語訳される皆さん改めて本当に凄いです。

・マグナス、バルクヘッド、アーシーが最後に少しだけ出てきてウォー!!となりました。彼らは彼らで星を守っているように見えました。バルクヘッドの真直ぐな友情が素敵だけれど、マグナスも含め皆ビーちゃんのこと信じている様に見受けられて温かいなぁ。

・都合の悪い部分はフォントが小さく小さくなるのが可愛いです。

・全体的に絵もお話しも凄い可愛かったです!TPになるならばこのお話も追加されるといいなぁ…!

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イケオ
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