まほろば

アンシャン・レジームの亡霊みたいな連中が執権するのは今に始まったことではないが、彼らもかつては階級闘争を恐れてそう露骨に本音を出さなかったものである。今や……。

ブラックな話もある大学なので手放しで全肯定はしたくないけど、「属性に関わらず実力主義で入学させる」ことには矜持を持ってる大学だと思うﾆｮﾛ。医学部再受験の友人によれば、年齢差別が無くて受けやすい数少ない大学らしいし。「実力があれば女性だって入学させる」と言った時代から一貫してる。

「身の丈」なんか意識してたら、貴族ばっかり出てくる古典文学なんてほとんどの人が一生学ぶ機会がない。身の丈を超えて、今ではないいつか、ここではないどこかへ行こうとするのは人間の根源的な欲求のひとつであり、そのための最も着実な方法が勉強なのだとおもいます。（何かを見た）

朝昼飯抜いて、そのお金で本買って勉強しても、貧困の原因が「努力不足」や「怠け者」という自己責任論にしか辿り着けなかったのは、お気の毒としか言いようがない。社会の構造的な問題から生じる、このような認知の歪みが、貧困問題の大きな原因のひとつだと思います。https://twitter.com/mentalist_daigo/status/1187555815684595712 …

日本なんて資源の乏しい国は人間育てて知恵と技術で勝負するしかないのに、教育も研究もぶっ壊して一体何で食ってく気なんだろう

北野武の母は「貧乏は輪廻するから」と言って教育で貧困の連鎖を断ち切ろうと、自身は小学校卒業で貧しいながらも子どもには教育をしっかり受けさせ大学教授や映画監督にしたのだから本当に立派。 それにつけても文科相が「身の丈にあった受験を」と発言したのは酷い話。僕は辞任すべきだと思います。

新入試制度の“異常さ”を分かっていながら、「国が決めたことだから」「いくら騒いでも無意味」「理不尽さを受け入れるのもこれから必要」って言ってるの、社会経験（笑）を積んだ大人がわざわざ社会の闇を知ってる、受け入れてる自分偉いってのほのめかしたいだけやろ、そのまま犬になってろよゴミ

「坂の上の雲」のオープニングの「「社会のどういう階層のどういう家の子でも、ある一定の資格を取るために必要な記憶力と根気さえあれば、博士にも、官吏にも、軍人にも教師にもなりえた。この時代の明るさは、こういう楽天主義から来ている」という台詞は何度聞いても泣けてくるのよ。