トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

[井端弘和 侍レポート]山田哲の初球スチールはさすが 対戦がない投手でも一発で走れる

2019年10月25日 18時49分

一塁コーチャーを務めた井端内野守備走塁コーチ

写真

 11月に開催される野球の国際大会「プレミア12」に出場する侍ジャパン・井端弘和内野守備走塁コーチ(44)が、現場からチームの近況を報告する「井端弘和 侍レポート」。侍ジャパンの今をお伝えする。

 【23日】

 「実戦感覚を取り戻す」が、宮崎での2試合のテーマだが、それは選手に限ったことではない。ボクにとっても3月10日のメキシコ戦(京セラドーム大阪)以来、実に7カ月ぶりの実戦だった。

 攻撃では一塁コーチとしてベンチのサインを見て確認する、走者に指示をするといった動きがあるが、思ったより動けた。選手も7回に安打で出た山田哲が、続く鈴木の初球に二盗を決めた。普段の対戦がない投手でも、一発で走れる選手だからここ(代表)にいるんだなと実感できた。ベンチとしてもすごく助かるプレーだった。

 守備では内野担当としてサインプレーの指示、徹底がある。こちらは沖縄へ場所を移し、カナダとの強化試合から高めていければと考えている。二塁走者の注意力が散漫になっていないか。外国チームにはそうしたスキもある。そこを見つければ、内野手にけん制球のサインを送る。こうした細かい動きがそろってくるのがカナダ戦からかなと考えている。そこからが「ジャパン」。選手とともに、ボクの状態も上げていかないと。(侍ジャパン内野守備走塁コーチ)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ