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【ドラニュース】

与田監督「もちろん興味ある」 ホークス福田争奪戦に参戦

2019年10月26日 紙面から

選手の練習を見つめる与田監督=中日ドラゴンズ屋内練習場で(小沢徹撮影)

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 中日の与田剛監督(53)が25日、この日にFA宣言したソフトバンクの福田秀平外野手(30)に熱視線を向けた。加藤宏幸球団代表も本格的に調査に乗り出す考えを示し、今後予想される争奪戦に加わる可能性が高まった。

 熱い視線が福岡にそそがれた。楽天のコーチ時代には敵として相まみえたソフトバンクの福田。FA権を行使することを表明した福田秀の話を振られると、間髪入れずにこう応えた。

 「もちろん興味のある選手です。足もあるし、長打力もある」。そう力強く明言すると、その理由をよどみなく語った。「やっぱり機動力を使い切れなかったのも課題。足が速くてもスタートを切れるかどうか。そういう精神的な強さも持っている」。

 今季は80試合の出場で打率2割5分9厘、自己最多の9本塁打を記録。2015年には32連続盗塁成功の当時のプロ野球記録を打ち出した。持ち前の俊足を生かした守備範囲の広さも魅力だ。

 チームの補強ポイントにも合致する。今季は主将に就任した高橋、初めて規定打席に到達した阿部と新しい戦力が確実に力をつけた。一塁手のビシエド、遊撃手の京田とともに内野陣は充実してきている中で、「左翼」の位置は明確なレギュラーは未確定だ。

 与田監督は「アルモンテは外国人枠もある」と開幕スタメンだったアルモンテは外国人枠4人の制限が出てくる。その後は主にスタメンに名を連ねた福田は8、9月に3割を超える打率を残して月間MVPにも輝いたがシーズンで2度の2軍落ち。来季の開幕を見据えるとまだレギュラーは未知数の状態だ。

 

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