仕事が忙しく、朝は子どもたちが起きる前に家を出て、夜も子どもたちの就寝後に帰宅。
私はほぼワンオペ状態…。
私が限界を感じて気持ちを伝えると、もちろん手伝ってはくれるのですが、それはそれで「伝える」ということに疲れてしまっていました。
こういう状態なのであれば、一人で子育てした方がイライラしないし、気も使わなくていい。
私は自然と、そんな風に思うようになっていました。
一人でなんとかなる!
お母さんは強いんだ!
私も含めて、いろんなお母さんがそう思っているのではないかと想像しながら、ワンオペな毎日を頑張っていました。
息子が14歳になった今…。
頑張っても、私という一人の大人だけでは頑張れない子育てになってきました。
年頃の息子に対して、冷静に判断しながら話せる大人。
それが…父ちゃんでした。
自分も男であり、息子チキの年齢の時の気持ちはよくわかる。
わかるけれど、大人になり「親として“使える人”でなければならない」ことに、必死なのもあるんだと…。
父ちゃんは、私から見ると正直「子育てに積極的に向き合ってくれていない」と思うこともありました。
…が、子どもたちにとっては「安心できる存在」だったのかもしれません。
母である私ばかりが「怒る人」という役割を負い、辛いと思ったこともありますが…「めったいに怒らない人」の存在も大事です。
育児のステージが変わった今、そんな父ちゃんだからこそできる向き合い方が、あるように思えてきました。
今現在、父ちゃんは、受験生の息子チキのサポートをしたり、娘ツキの不安定な気持ちに寄り添ったりしてくれるようになりました。
一人よりも、大人二人の力があれば、子どもたちは安心して寄り添えるのかなと思います。
内面的な育児の協力がうれしい、この頃です。
ワンオペ育児中のみなさま。
時間のある時には、パートナーと子どもの話をたくさんして、遠く近い未来に協力してもらいましょう!
長々読んでいただき、ありがとうございます。