小1児童34人を「1時間」立たせ”授業もせず” …担任の女性教師『日直が号令をうまく言えなかった』
神戸市の小学校で1年生の担任をする女性教師が児童34人を1時間にわたって教室に立たせていたことがわかりました。
神戸市教育委員会によると、須磨区の高倉台小学校の女性教師は、10月9日、2時間目の終了後から約1時間にわたって担任をする1年生の児童34人を教室に立たせていました。
女性教師は日直をしていた児童が「起立、礼」の号令をうまく言えなかったことについて叱責したということです。
翌日に保護者から学校に問い合わせがあったことから事態が発覚し、学校の調べに対し女性教師は「日直の児童が号令をうまく言えるまでクラス全員を待たせていた」と説明しています。
文科省の体罰に関する指針では、「教室で児童を起立させる指導は長時間に及ぶなど肉体的に苦痛を伴う場合体罰に当たる」ため市教委は「事実関係を確認して厳正に対処したい」としています。