米 ペンス副大統領 中国批判 「同盟国 日本に挑発的」
アメリカのペンス副大統領は、今後の米中関係について演説し、貿易や人権問題で圧力を加えていく考えを示した。
演説で、ペンス副大統領は、「アメリカは、経済的な関与だけで、中国共産党の権威主義体制を自由で開かれた社会に転換できると、もはや期待していない」と述べたうえで、「中国が香港への介入を増やし、人々の権利と自由を奪っている」と非難した。
また、尖閣諸島をめぐっては、中国が60日以上連続で船を送り込んだと指摘し、「同盟国・日本に対し、ますます挑発的になっている」と批判した。
一方で、「中国の発展を阻むつもりはない。建設的な関係を望む」とも強調し、貿易や人権問題で行動をあらためるよう促した。