SNSでPS4のズーム機能が発掘されて話題となっている。実はこの機能、アクセシビリティの実装と共にPS4の初期に実装されたものだ。そこでこのズーム機能を紹介すると共に、PS4で見落としがちな機能をいくつか紹介する。
話題の発端となった「アクセシビリティ」のズーム機能
画面を見やすくしたり、ゲームを操作しやすいようにボタンの割り当てを変更できる機能がPS4には備わっている。そうした機能のひとつが、今話題となっているズーム機能だ。「PSボタンを押しながら□ボタンを押す」という操作で画面のズームとズームアウトが可能だ。
この機能は2015年3月12日にPS4のファームウェア2.50で追加されたものだ。ほぼ単純な拡大が行われるため画像は粗くなるが、細かい映像のチェックにはとても便利な機能だ。20インチクラスの小さなモニターでプレイしている人は覚えておきたい機能となっている。
アクセシビリティでは、ほかにも以下のようなことができる。
- HOME画面上部のメッセージのスクロール速度の調整
- PSボタン/SHAREボタンの長押しで反応するまでの時間の変更
- クイックメニューにアクセシビリティの項目を追加
意外と知らないコントローラーの設定
デュアルショック4は、PS4本体とUSBケーブルで接続したときの本体との通信方法を、Bluetooth通信とUSB通信から選べることをご存じだろうか? これは[設定]-[周辺機器]-[コントローラー]の「通信方法」で選ぶことが可能だ。
体感できるほどの差が出るとは思わないが、USB通信の方が若干操作のタイムラグは少ないはずなので、激しいアクションゲームを好む人は覚えておくといいだろう。ただUSB接続だと、PlayStation Cameraのマイクが利用できなかったり、USBオーディオとして認識されるようになるため、接続数に制限が発生するので注意が必要だ(PS4では、USBオーディオを最大で2台までしか接続できない)。
そのほかにもコントローラーの設定では、デュアルショック4のライトバーの明るさを調整可能で、無線接続時の利用時間が若干延びるので、これも覚えておくといいだろう。
隠しトロフィーのヒントも隠れている
最後に紹介するのは、隠しトロフィーについてだ。PS4のやり込み要素のトロフィーは、内容が最初から提示されているものと隠されているものがある。だが隠しトロフィーを○ボタンで選び、表示された画面で□ボタンを押すことで、トロフィー内容を表示することができる。
これに関してはご存じの方も多いと思うが、どうしても解放できない隠しトロフィーがある際には試してみるといいだろう。