卵焼き器はいらない。フリーザーバッグでつくる卵焼きの簡単おいしいレシピ
- カテゴリー:
- LIFESTYLE
私の「卵焼き愛」については以前もお伝えしましたが、当時に「単一用途の器具嫌い」でもあります。
台所がとても狭いこともあり、卵焼きが大好きなのに、悲しいかな卵焼き器を買えずにいます。
原口雄次シェフの卵焼き器を使わない卵焼きのレシピを読んで、他の調理法についても考えるようになり、自然と低温調理が頭に浮かびました。
ご存知の方もいると思いますが、低温調理は卵の調理や卵ベースのカスタードをつくるのにとても向いており、ずいぶん前から低温で調理したオムレツも人気です。
材料をフリーザーバッグに入れたらほぼ完成?
つくり方はいたってシンプルで、卵と他の材料を混ぜてフリーザーバッグに入れて、調理するだけ。卵がいい感じに固まって、フリーザーバッグからすべり出したら、卵焼きのできあがりです。
「Japan Centre」のこの簡単なレシピを使って、少し甘くてふわっとした日本の卵焼きが、この方法でもできるのかを確認することにしました。先に言ってしまいますが、できました。
本格的な卵焼きのレシピでは卵の層はすべて焼かなければならないので、質感は少し違いますが、低温調理でつくった卵焼きは通常の卵焼きよりも濃くてクリーミーです。
質感は、卵焼きと茶碗蒸しの中間のような感じです(私は茶碗蒸しも好きなのですが、つくるのに時間がかかるのにがっかりしていました)。
低温調理でつくる卵焼きのレシピ・つくり方
この低温調理の卵焼きは、温かいままでも冷めていても、ご飯のおかず・おつまみ・朝食・昼食・夕食など、どんなシチュエーションにも合います。必要な材料は以下の通りです。
材料
- 卵……4個
- 醤油……大さじ1
- みりん……大さじ1
- 砂糖……大さじ1
つくり方
▼STEP 1.
まず、水を75度くらいのぬるま湯に温めます。材料はすべてボウルに入れて混ぜておきましょう。
▼STEP 2.
材料が完全に混ざったら、卵液を目の細かいザルやこし器でこします(こす手順ははぶくこともできますが、こすことでとてもなめらかで均一な卵焼きになります)。
▼STEP 3.
大きめのフリーザーバッグに卵液を入れます。入れる時にバッグの端に卵液が飛ばないように気をつけましょう。
▼STEP 4.
フリーザーバッグの口をクリップなどで留めたら、温めたお湯の中に入れます。バッグが浮かないように、お皿や大きなスパチュラを乗せたりしなければならないかもしれません。
▼STEP 5.
20分間調理したら、卵焼きをフリーザーバッグからまな板の上に出しましょう(卵焼きの端だけをバッグから出して切るとかなり楽です)。
薄くスライスしたり、2口サイズに切ったりして食べてもいいでしょう。温かいままでも、冷めたものを翌日のお昼ご飯にしてもいいです。
あわせて読みたい
Photo: Claire Lower
Source: OKONOMI, Japan Centre
Claire Lower - Lifehacker US[原文]
訳:的野裕子
ランキング
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5