トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

パに勝つにはDH制導入しかない!? 日本S4連敗の巨人原監督がセでも「使うべき」と提言

2019年10月24日 21時22分

23日の日本シリーズ第4戦を終えた試合後、健闘をたたえ合うソフトバンク・工藤監督(左)と巨人・原監督

写真

 巨人の原辰徳監督(61)が24日、東京都内の読売新聞東京本社を訪れ、山口寿一オーナーにシーズン終了を報告した。終了後、報道陣に「(セ・リーグも)DH(指名打者)制度を使うべきだろうね」と私見を述べた。4連敗した日本シリーズでソフトバンクとの戦力差を痛感。7年連続でパ・リーグ球団が日本一になっている現状も踏まえ、「DH制度で相当、差をつけられている感じがある。全体的にレベルも高くなってくるでしょう」と語った。

 日本シリーズに限らず、交流戦でもパ・リーグが10年連続で勝ち越しとセ・リーグを圧倒。DH制のメリットは野手なら守備力の低い強打の外国人をDHで起用して打線の強化ができることや、守備が未熟な若手を起用して、経験を積ませることができる。投手なら、ビハインドの展開でも投げ続けさせられることで成長を促すことができる。一方で、DH制にすれば代打起用や細かい継投など、野球の醍醐味が半減するという見方もあるが…。メジャーでもア・リーグ優位が続き、ナ・リーグへのDH制導入が検討されているというが、これだけ格差があれば、日本でも本格的な議論が必要な時期なのかもしれない。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ