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【ゴルフ】

43歳ウッズのプレーは13年前とは大きく違う パワーでねじ伏せるゴルフから戦略型へ

2019年10月24日 18時48分

第1日、9番でラインを読むタイガー・ウッズ

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◇24日 ZOZOチャンピオンシップ 第1日(千葉県印西市アコーディア習志野CC)

 日本で初めて開催された米ツアーの初日に、いきなり主役のタイガー・ウッズ(43)=米国=が魅せた。立ち上がりを3連続ボギーにしながら、そこから9バーディを奪取。6アンダーの64で回り、今年の全米オープンを制したゲーリー・ウッドランド(35)=同=とともに首位に立った。

 ウッズのプレーぶりは、13年前とは大きく異なる。かつては飛距離で他を圧倒したが、43歳の年齢や何度かにわたる左膝、腰の手術から、体に負担のないスイングに改造した。力でねじ伏せるゴルフでなく、冷静に戦略を心掛ける。この日、日本のファンが目にしたのは、初めて見るウッズだった。

 「パッティングをしっかりと転がすことができた。久々の日本でこんなプレーができてうれしいね」。膝の状態は万全ではないが、グリーン上でしゃがんでラインを読めるくらいには戻ってきた。3日目までできるだけスコアを伸ばし、最終日は無理なく逃げ切るのが勝ちパターン。「次の問題は、2日目の雨予報。ラフも刈ることもできなくなる。いかにフェアウエーをとらえるかが大事だ」。ウッズはすでに4日間の戦い方を描いている。

 

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