FA宣言か否かで揺れる大島との交渉役を務める中日・加藤球団代表は24日、「ドラゴンズとしては彼の功績を考えて、最大限の提示をしたつもりです。誠意を示したつもりです」と説明したように、査定以上の評価を金額に反映させたという。
そのため、「細かい部分はひょっとしたら変えられるかもしれないけど、基本的には難しい」と、さらなる金額の上積みには難色を示した。大島から再度話し合いを求められたら応じる姿勢だが、提示した金額からの大きな変動はないという。
もちろん球団としても最大級の評価をしている。同代表は「143試合全試合に出たのは大島選手と、ビシエドだけ。そして最多安打のタイトルを取っている。レギュラーとして1番や3番を打つ選手が仮に抜けたら、痛いに決まっている」と話した。