中日ドラフト3位指名の東芝・岡野祐一郎投手(25)が24日、大阪市内のホテルで開かれた社会人日本選手権大会(25日開幕・京セラドーム大阪)の記者会見に出席し、抱負を語った。「昨年の指名漏れから1年、みんなに温かく支えてもらった。感謝の気持ちを結果に表したい」と恩返しを誓った。
最速149キロ右腕。ドラフト当日はアジア選手権の日本代表として台湾にいた。日の丸を背負い、香港戦の先発では3イニングを無安打無失点。1四球を与えたが、九つのアウトはすべて三振だった。「自信になった。ストレートで勝負できるようになった」。東芝は1回戦で王子(東海・愛知)と28日(午後6時開始予定の第3試合)に対戦する。 (吉川学)