劇団四季は24日、2021年4月に東京に新たな専用劇場「有明四季劇場」をオープンさせることを発表した。東京湾岸有明複合開発プロジェクトの一環で、ホテルや商業施設などが並ぶ広大な敷地の一角に、1200席規模の劇場ができる。人気ミュージカル「ライオンキング」で幕を明け、ロングランの予定。
建て替え中の四季劇場「秋」(東京都港区海岸)は、20年の創立記念日にあたる7月14日に「The Bridge~歌の架け橋~」で再開場する。過去のレパートリーのエッセンスを盛り込んだ作品。
隣接の自由劇場では、20年10月3日から、16年ぶりとなる一般オリジナル・ミュージカル「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を上演する。英国の作家デボラ・インストールの原作を長田育恵台本・作詞、小山ゆうな演出、河野伸作曲で、世界初の舞台化。
大井町の「キャッツ・シアター」は21年夏で閉場となる。