第1回 専門家インタビュー
曾我貴志弁護士(弁護士法人曾我・瓜生・糸賀法律事務所代表パートナー)対中ビジネスの動向 曾我弁護士は、中国法務の分野で今最も活躍している弁護士の一人です。曾我弁護士に、最近の対中ビジネスの動向、2010年の抱負について聞いてみました。
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第2回 専門家インタビュー
世民律師事務所 パートナー
董 輝 弁護士 上海で日本企業の強い味方として大活躍されている董輝弁護士に、最近の業務、事務所の状況などについてお話を伺いました。
いつも董先生には大変お世話になっています。この度は、お忙しいところ、お会いする時間を頂きまして、有難うございました。さて、最近の先生の業務は、どのような感じですか。
| 最近は、バラエティ豊富になってきました。従来から続けている、会社の設立、清算、契約の作成、意見書の作成といった業務に加えて、日系企業の破産案件も複数取り扱っていますし、日本企業同士の中国国外のM&Aなどもご依頼頂いています。 |
さすが。業務範囲が広がっていますね。日本企業のお客さまからの信頼が厚いので、中国業務以外にも広がってきているようですね。
先生がパートナーを務める世民律師事務所には、現在何名の弁護士が在籍しているのですか。
| 28名ですが、その内、パートナーが8名です。弁護士のほかにも、パラリーガル(翻訳担当を含む)約10名が在籍しています。 |
みなさん、やはり日本企業の案件を取り扱っていらっしゃるのですか。
| 当事務所のパートナーほぼ全員が日本語を流暢に話せるので、日本企業の案件が多いですね。 |
今後の先生の目標は何かありますか。
| 世民律師事務所を強い組織にしていくことです。今でも、上海本部のほかに、広州、蘇州、大連等に分所を設置しており、真面目で優秀な弁護士たちが頑張っていて、我々パートナーもそれに応えていかなければならないと頑張っているので、良い循環ができていると思いますが、更に若い弁護士一人一人の能力を向上させて、全体の底上げを図り、より強くて、頼りになる法律事務所を作っていきたいと思っています。 |
大変期待しております。部下思いであるところも、董先生の魅力だと思います。本日は、お忙しいところ、有難うございました。
以上