アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部
登山ウェア一式が1万円以下!?

撮影:YAMA HACK編集部
この今すぐ山登りに行けそうな恰好の男性。この写真にはある秘密が隠されています。それはなんと、実はこの男性が着ているウェアは
全部合わせて驚愕の1万円以下なのです。
ジャケットこそ防水ではないためレインウェア以外…という話なのですが、登山ブランドで同様のウェアを一式揃えるとなると2~3万円、ブランドによっては4~5万円かかることを考えると…激安ですよね。
実はこれ…全部あのブランドの商品!

撮影:YAMA HACK編集部
このウェアをゲットしたのは、お値打ち価格で人気の高い
GU(ジーユー)。CMも多数放映されているジーユーは、ユニクロと同じく株式会社ファーストリテイリングを親会社に持つブランドです。
ジーユーの特徴は、何と言っても
お手ごろ価格! トレンドを取り入れたアイテムで10~20代の若い世代に人気です。そして、スポーツに使えるウェアも多数販売しているのです。
いつ友達に「登山行こうよ!」と誘われてもいいように

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スポーツの秋は絶好の登山日和。まだ登山ウェアを持っていない人も、部分的にしか持っていない人も、ジーユーならあるんです。今回は編集部員のSとK2名が1万円だけ握りしめてお店へ突撃。一式揃えるのにいくらかかるか挑戦してきました!
登山ウェアを発掘せよ! ジーユーで1万円チャレンジ

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今回訪れたのはジーユー横浜港北ノースポート・モール店。店舗の中でも『超大型店』に分類されます。店舗規模によっては取り扱いがないアイテムもあるため、出かける際は予めwebで気になるアイテムと店舗をチェックしましょう。
すかさずカゴを持ってスタンバイ、おや、編集部員Kが早速何か見つけた模様…!?
Gパンやチノパンしかない人はコレ!

撮影:YAMA HACK編集部
ウィンドプルーフテーパードパンツGS/2,490円+税(※超大型店とオンラインストアでのみ取り扱い)
商品名にある通り防風機能を持ったパンツなのですが、このパンツが目に留まったのはマネキンが着用していたから。

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シルエットがめちゃくちゃ綺麗! すっきりとしたテーパードの形は野暮ったさを感じさせません。

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ただし、裏地は微起毛なので
行動中は暑くなってしまいそうな予感。気温が低い冬真っただ中の使用なら問題はなさそうです。

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特に商品説明に記載はありませんでしたが、水滴を垂らすとこんな玉に! これなら雪があるシーンでも大丈夫そうです。
綿のTシャツしか持っていない人はコレ!

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サイドシームレスクルーネックT(半袖)GS/990円+税 お次は1,000円を切るTシャツを発見! 吸水速乾仕様で、脇部分がシームレスなので着心地も◎。

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登山だけでなく様々なスポーツシーンに使えるので、この価格なら色違いで買っちゃいそうです。
▼なぜ綿のTシャツじゃダメなの? 理由はこちら上着は必須!綿のパーカーなどしかもっていない人はコレ

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シェルパーカ/1,990円 今度はスポーツウェアコーナーではない場所で、こんなジャケットを発見しました。ペラペラのウィンドブレーカーよりもしっかりと厚みがあります。
【※後日談】 
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試しにシェルパーカを着て扇風機を当ててみると、風は感じません。しっかり防いでくれました。
小物類ももちろん充実

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スポーツショートソックス/590円(※超大型店とオンラインストアでのみ取り扱い)
消臭機能付きのスポーツ用靴下もありました。こちらもカゴへin!

撮影:YAMA HACK編集部
ニットキャップ/790円 トレンドのファッションアイテムが充実のジーユー。もちろんニット帽も安心の価格! 秋冬登山の防寒小物として、あると嬉しいアイテムです。
使えそうなアイテムは他にもたくさん

撮影:YAMA HACK編集部(スポーツ用インナーも充実)
ここまで紹介したものをポイポイとカゴに入れたところで、頭からつま先まで一通り揃ったのでストップ。しかしスポーツ用インナーやベストなど、まだまだ使えそうなものがたくさんありました。
いやいやいや…ちょっと待て

撮影:YAMA HACK編集部
順調にアイテムを選んできましたが、ふと疑問を抱いた編集部員S。日帰りの低山登山を主に楽しんでいる編集部員Sは、お店まで来ておいて今更な質問を、元山岳用品店スタッフのKに聞いてみました。
「ジーユーで山に行ける、って言っちゃってもいいの?」 
撮影:YAMA HACK編集部
「え? 別に行けるよ?」ただし『天気の良い日帰り登山』で!

作成:YAMA HACK編集部(出典:いらすとや)
編集部員Sの言いたいことはつまり「登山にはきちんと登山用に作られたウェアを着なくてはダメ」「安物のウェアで山へ行くのは危ないのでは?」ということ。確かにそれも正解。しかし、この疑問については『
どんな山にどんな行程で行くのか』の条件が考えられていません。
登山ブランドのウェアを着ていなければ山に行けない、ということはありません。結論から言うと、
ジーユーのウェアでもOK。ただし
①雨でも山に行く、
②一日の行動時間が6時間以上かかる…こういった場合は避けることをお勧めします。
理由は『身体の冷えを回避するため』

出典:PIXTA
ジーユーのウェアには十分な防水性は期待できません。防風性能はあっても、雨に対する防御力はないものと考えた方がいいため、降られたらすぐに体が濡れてしまいます。

出典:PIXTA
雨に濡れてしまうというのは何となく想像できますが、行動中の発汗量にウェアが追い付かなくなった時も体は濡れてしまいます。行動時間が長いほど濡れた体が風に吹かれ続けるため、
体が冷える→
低体温症のリスクが高くなってしまうのです。
高価な登山ブランドのウェアには、そうした防水、汗の処理などの様々な機能が搭載されています。
そのため、今回紹介したジーユーのウェアで快適に登山できるのは
晴れていて行動時間3~4時間ほどで下山できる日帰り登山です。
いざお会計! 全部買っても…

撮影:YAMA HACK編集部
具体的なシチュエーションに編集部員Sが納得した所で、先ほどのアイテムを全てお買い上げ! 果たしてその金額は…?

撮影:YAMA HACK編集部
ズバリ7,395円! 頭からつま先まで一通りそろえて、
1万円を切るどころかお札のお釣りが返ってくる衝撃のお値段。これで、ライトな登山は行けるウェアをまるっと準備することができました。

撮影:YAMA HACK編集部
靴とリュックは?

撮影:YAMA HACK編集部
靴とリュックに関しては、持っているデイパックや、ランニングシューズやスポーツ用スニーカーを使用しましょう。登山道は土や石など、街中に比べると不整地。そんな時はやはり
グリップ力が重要です。
ジーユーにも靴は売っていますが、ソールがつるっとしており登山には適しません。またリュックも肩部分が薄くクッション性がないので、もし手持ちのものがあればそちらでOK。
掘り出し物に出会える!ジーユーを上手く使って節約上手

撮影:YAMA HACK編集部
登山用ウェアの機能がいいのは当たり前。でも、一度にあれこれ揃えるのはお財布事情的にも厳しいのが現実的です。それなら、”使える”ものを活用する方が賢くお得! 今回紹介したものはほんの一部。さらに豊富なアイテムがジーユーにはあります。お近くの店舗に出かけたら、登山に使えそうなウェアを探してみるのも楽しいかもしれませんよ。
撮影協力/ジーユー横浜港北ノースポート・モール店
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