「30分立たせ叱責」もシロ? パワハラ防止案が波紋

経済
2019/10/24 9:05
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

厚生労働省がパワーハラスメント(パワハラ)の防止に向けて公表した指針の素案が波紋を広げている。例えば「必要以上に長時間にわたる厳しい叱責」はパワハラとしたが、長時間の具体的な目安は「ケース・バイ・ケース」(厚労省)。実際の職場では、30分以上立たせて叱責しても「通常の指導の範囲」と会社が判断した例があり、線引きは簡単ではない。

厚労省が21日公表した素案では(1)身体的な攻撃(2)精神的な攻撃(…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ