2019-10-24

NHKBSでやってる「グレートトラバース」という番組に対する違和感

田中」という男が山を登る番組https://www.greattraverse.com/

まあたしか田中は頑張っていると思う。

でも見てるとどうしても違和感がある。

それはカメラマン存在だ。

田中は頑張っている。

でもカメラマンの方がもっと頑張っている。

カメラマンは画面に映らないが、そこにカメラマンがいることにどうしても意識がいってしまう。

しか田中は頑張っていてすごい。

でもカメラマンもっとすごい。

とてもすごいカメラマンがあまりすごくないけど頑張っている田中を撮っているという構図になっている。

視聴者は「田中が頑張っている」様子を強制的に見させられている。

誰によって?

もっとすごいカメラマンによってだ。

当然視聴者としてはある欲望を抱くことになる。

もっとすごいカメラマンの方が見たい」と。

でも画面は田中しかさない。

なぜか。

もっとすごいカメラマンカメラを回しているからだ。

カメラマン自分カメラに映らない。

田中は頑張っている。

それはわかった。

でも見たいのはもっとすごいカメラマンなんだ。

まりすごくないけど頑張っている田中そばもっとすごいカメラマンがいると分かった上であえて田中だけ見せられているのはなんとも変な感じだ。

田中疲れた表情していてもカメラマン涼しい顔しているかもしれない。

本当にすごい人が主役にならず、あまりすごくない人が主役になっている。

これは今の日本社会の縮図なんじゃないかとすら思う。

田中カメラを持ったとき世界は変わると思う。

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