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【プロ野球】

[井端弘和 侍レポート] iPad配布し情報共有化スタート いつでも台湾などライバルの映像確認可能に

2019年10月23日 18時29分

稲葉監督(左)と話す井端内野守備走塁コーチ

写真

 11月に開催される野球の国際大会「プレミア12」に出場する侍ジャパン・井端弘和内野守備走塁コーチ(44)が、現場からチームの近況を報告する「井端弘和 侍レポート」。侍ジャパンの今をお伝えする。

【23日】

この日、初めてシートノックを行い選手の動きを追ったが、やはり代表クラスになるとまだスイッチが入っていない状態とはいえ、そつなくこなしていく。このメンバーを軸にペナントレースで構成したら楽しいだろうなと思うくらいだ。

 練習前にはミーティングを行い、サインの確認作業。と同時に他球団の分析に関しても動きだしている。チームから全選手に対してiPad(アイパッド)を配布。グループBの対戦国でもあるプエルトリコ、ベネズエラ、台湾の主力選手の映像が、時間と場所を選ばずいつでも把握できる。沖縄での二次合宿から日本シリーズで不在のメンバーも参加。そこから夜間ミーティングも始まることになるが、このiPad(アイパッド)は情報の共有化はもちろん、侍ジャパンの大きな武器になるはずだ。

 ただ野手でいうと映像と打席での感覚が合致する投手もいれば、違う投手もいる。そのために必要なのは、受け身にならず仕掛ける姿勢だろう。国際大会の場合は継投もおのずと多くなる傾向が強く、1打席しか対戦しない場合もある。だからこそ積極的なアプローチが活路を見いだすのではないか。(侍ジャパン内野守備走塁コーチ)

 

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