巨人がFA権を取得しているロッテの鈴木大地内野手(30)、西武の秋山翔吾外野手(31)の獲得調査を進めていた。国内FA権を取得した鈴木は今季、いずれもキャリアハイの打率2割8分8厘、15本塁打を記録。内野の全ポジションをこなし、左翼も守れるユーティリティー性を備える。2017年には二塁でゴールデングラブ賞を獲得。今季、吉川尚、山本、若林、田中俊らで固定しきれなかった二塁のレギュラー候補、かつ貴重なバックアップ要員にもなり得る。
秋山は今季、海外FA権を取得し、3年連続3割20本塁打をクリア。巨人の外野は昨季のFAで獲得した丸がセンターに定着して大活躍した一方、中堅クラスが伸び悩み、37歳の亀井が3年連続で100試合以上に出場している。今季4度目の最多安打に輝いたヒットメーカーはメジャー移籍が最優先とみられる中、動向を注視していく。