24日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)では、俳優としても活躍する人気お笑いコンビ「チュートリアル」徳井義実(44)が、2009年に個人で設立した会社「チューリップ」(東京都世田谷区)が昨年の年末に東京国税局の税務調査を受け、18年までの7年間で合計約1億2000万円の申告漏れを指摘されていたことを報じた。
徳井は23日深夜に、大阪市中央区の吉本興業大阪本社で謝罪会見を開いた。会見の冒頭で「このたびは私のだらしなさ、怠慢により、しっかりとした納税ができず、ちゃんと納税されてる方など、多大なるご迷惑、また不快感を与えたこと、本当に申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げた。
個人事務所は徳井が一人所属する事務所で、16年から18年までの3年間、所得の約1億円を一切申告しておらず「昨年12月に東京国税局の方からおしかりを受け、本当に情けないんですけど『納税に関する感覚が甘く、意識が低くて』とお話ししまして、国税の方が『こちらの方で適正な税金を計算します』とおっしゃったので、その分を支払いました」と追徴課税など3700万円を払ったことを説明した。
スタジオでは、清原博弁護士がプロダクションに所属するタレントが個人事務所を設立する基準として「年収が4000万円を超えますと、こうした個人会社を受け皿にして節税する方が多いと聞きます」と明かした。
これを受けてMCの坂上忍は木曜レギュラーの横澤夏子について、「横澤も今年、会社を設立したみたいで」と暴露。これに横澤は「言わなくていいじゃないですか。なんで、それ勝手に言うんですか?」と大慌ても、坂上は「っていうことは清原さんがおっしゃるように年収が4000万円を超えている状況」と畳みかけた。これに横澤は「違います。そんなことないです。やめてください、余計なこと」と苦笑いしながら突っ込んでいた。