楽天モバイルが10月に開始したMNO試験サービス「無料サポータープログラム」で、利用者から「つながらない」といった問い合わせが相次いでいる――と日本経済新聞や共同通信が10月22日に報じた。
楽天モバイル広報はITmedia Mobileの取材に対し、「通信エリア内でも、一部につながらない場所もある」と回答し、事実であると認めた。
また、22日までに契約者情報が書き込まれたSIMカードを4500人以上に発送し、約2割のユーザーは開通作業を終えていないとも同社は説明する。
楽天モバイルから送られてきたSIMを端末に挿しただけでは開通できず、楽天から送られてくるSMSを受信することで開通作業が完了する。こうした説明を徹底すべく、カスタマーセンターに人員を増やし、対応しているという。
楽天モバイル広報は「カスタマーセンターへの問い合わせ内容を真摯(しんし)に受け止め、改善に努める」とコメントした。エリアについては、既に1608局の基地局を全国に設置済みで、2020年3月末までに3432局の基地局を全国に設置する見込みだという。今後もエリア構築を強化していく考えを示した。
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