今季限りで引退した巨人の阿部慎之助捕手(40)は2軍監督に転身する。自身5年ぶり8度目のリーグ優勝後に原監督と話し合い、「僕の将来のことだったり、いろんなことを、僕が思ってる以上に原監督が考えてくださっていたので納得できた」と引退を決断。1軍首脳ではなくファーム指揮官として指導者人生をスタートさせる。
同じく今季限りで引退した日本ハムの実松一成2軍育成コーチ兼捕手(38)が2軍バッテリーコーチに就任。2006~17年に巨人でともにプレーし、気心の知れた存在が監督1年生の支えになりそうだ。
1軍では今季ヤクルトの1軍打撃コーチだった石井琢朗さん(49)が入閣。通算2432安打に加え、4度のゴールデングラブ賞、4度の盗塁王と走攻守の卓越した能力を生かすべく、今季はなかった野手総合コーチの肩書が濃厚だ。