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【芸能・社会】

チュート徳井義実 深夜の緊急会見「想像絶するだらしなさ」謝罪…税理士催促も先延ばし

2019年10月23日 23時57分

深夜の緊急会見で報道陣の質問に答える徳井義実

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 お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(44)の個人会社が東京国税局から申告漏れを指摘されていた問題で、徳井が23日夜、大阪市の吉本興業大阪本社で緊急会見を開いた。徳井は「私のだらしなさ、怠慢によりまして、しっかりとした納税をすることができず、ちゃんと税金を納めている国民の皆さまに多大なるご迷惑をお掛けし、多大なる不快感を与えてしまったことを本当に申し訳なく思っております」と謝罪した。

 午後11時すぎのスタートにもかかわらず、人気芸人による謝罪会見ということで、場内は大勢の報道陣であふれ返った。徳井はダークスーツにネクタイを締め、無数のカメラのフラッシュを浴びながら室内に入ってきた。冒頭謝罪の言葉を述べると、深々と頭を下げた。

 申告漏れの金額1億2000万円について「客観的に見ても、とんでもない金額」。2016年から3年間申告していなかったが、税理士から納税について催促を受けていたという。しかし「分かりました。やります」と言いながらも先延ばしした結果、申告漏れとなったとし「想像を絶するだらしなさ、ルーズさ」と反省した。

 国税局からは18年12月に申告漏れの指摘を受け「自分の納税に対する感覚が甘くて、意識が低くてということを正直に話して、国税局の方から『だったら、こっちの方で適正な税金、重加算も含め額を提示しますのでお支払いください』と言われたので、その通り払った」と修正申告を済ませたと説明。「ごまかそうとしたと思われても仕方がない」としながらも納税の意思はあったと釈明した。

 チュートリアルの相方・福田充徳に相談は?と問われると「コンビでそういう話はしていない」としたが、21日は一緒に仕事をしていたといい「楽屋で少し話をした」と明かした。

 すでにSNSなどで徳井に対し、厳しい意見が寄せられているが「お客さまあっての仕事。今回のことで世間の皆さまがどういうふうに思われても仕方がない。ちゃんと納税している方からすると、お怒りになって当然」と受け止めた。

 今後の活動については「できれば続けさせてもらえればいいなあとは思いますが、お客さまがいないとできない仕事なので、その方々が『徳井が出ていると気分が悪い』という判断をされたのであれば、仕事ができなくなっても仕方がない。視聴者もそうですし、僕を使ってくださるテレビ局とかスポンサーの企業の方とかに『必要ない』と言われれば仕方がないと思っている」と述べた。さらに活動休止の可能性について質問が飛ぶと「先のことに関しては僕と相方が判断するのではなく、世間の皆さまと僕を使ってくださる人たちのの判断と思っている」として吉本興業や出演しているテレビ局にゆだねる考えを示した。

頭を下げる徳井義実

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