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【ドラニュース】

中日・大野雄大が韓国戦の切り札 「左投手が有効」建山コーチが起用法語る[侍ジャパン]

2019年10月23日 21時18分

クールダウンを終えリラックスした表情を見せる大野雄

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◇23日「プレミア12」侍ジャパン宮崎合宿

 プレミア12に出場する侍ジャパンの中日・大野雄大投手(31)が23日、スーパーラウンドで韓国と対戦した場合の切り札に指名された。前回大会では決勝で敗れた宿敵を相手に、勝利を呼び込む。

 宮崎合宿2日目のこの日、大野雄はブルペン入り。直球に加え、ツーシーム、スライダーなどを交え44球を投げ込んだ。

 「監督が後ろにいて緊張しました。まだ上半身に力みがある感じですけど、こちらに来て1発目にしては良かった」。名古屋でもすでにシート打撃に登板するなど準備を重ねてきただけに滑り出しは順調だ。

 稲葉監督ともに熱視線を送っていた建山投手コーチは起用法について「リリーフもできるし先発もある。負担を掛けると思うけど力のある投手。韓国には左投手が有効なので頼りにしています」と期待を込めた。韓国と対戦するとすれば、予選を突破した計6チームが激突するスーパーラウンド(東京ドーム、ZOZOマリン)。まさに大一番でマウンドに上がる可能性が出てきた。

 大野雄は「言われたところで投げるだけです」とキッパリ。国際大会の韓国は直球に強いイメージが浸透しているが、「真っすぐを意識させれば他の球種が生きる。変化球ピッチングじゃ大野のピッチングじゃない。それでは抑えられない。シーズンのピッチングを継続したい」と語った。まずは26日のオリックスとの練習試合(サンマリン)で2イニングを投げる予定。「しっかり自信をつけたい」。日の丸を背負った左腕の精悍(せいかん)さが日に日に増している。

 

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