※観覧注意
この記事はとてもつまらないお話です
気の短い方はご遠慮下さい
すべる話
まだ息子がママのお腹の中いるときに
妻側の親戚の集まりがあり
私と妻と娘はその食事会にお邪魔する事になった
妻の親戚は非常に多く
大人も子供も大勢集まり
大変にぎやかな食事会になっていた
私は寡黙で不器用な男なので
静かに時を過ごしていた
するとある婦人が娘に話しかけてきてくれた
なんさいですか??
2さい と娘
おりこうさんね~ かわいいね
気をよくした私は軽口をたたいた
僕に似て賢いんですよ~
婦人は苦笑いし去っていった
私の席の近くに一人のご主人がいた
歳は50代後半ぐらいか
とても優しそうで 品のあるジェントルメンだ
隣には奥様が その近くには娘さんと思われる女性が何人かいる
その紳士は私に静かに語りかけてくれた
子供を五人も育てたのだと
しかも全員女の子で
もう娘はみな二十歳を過ぎているという
紳士が言った
お腹の子はどっちかね?
男の子です
そうか 良かったね
うちも二番目の子がお腹にいるときにね
お医者さんに男の子だと言われていたんだ
でもいざ生まれてきたら女の子でね
お腹の中に大事な物を置いてきてしまったんだよ
まだ安心しないほうがいいよ
私はわざと驚いて言った
えッ!!じゃあまだお腹の中に残っているんですね
紳士は言った
そうゆうことじゃないんだ
にほんブログ村